自分を大切にする心理学

SOSを出すことの大切さを知る。

初めて私の電話カウンセリングを受けてくださった方や、面談カウンセリングにいらっしゃったお客様にも言われること
「とても勇気がいりました…」
「こんな悩みばかり言っていて良いのでしょうか…」
「こんなことばかり言っててお恥ずかしいです」

 

そんな言葉を聴くたびに、私の胸はギュッと熱くなります。
私にも、その気持ちよくわかるからです。

 

誰かにSOSを出すことって、簡単なようでとっても難しいですよね。
迷惑ではないだろうか…
相手が引いてしまわないだろうか…
変に思われて誤解されてしまったらどうしよう…
など、色んなことが頭の中を駆け巡りますよね。

 

特に、とても自立されていて、今まで周りに、
『助けてほしい』
その、たった一言が言えなかった方。
いや、本当に『助けて』だなんて、何だかおこがましく感じちゃって言えない気持ちもわかります。

 

私自身も、自分の夫には、あーでもないこーでもないと愚痴を言ったり話しをしたりしていますが、いざという時に友達に頼るのも勇気が要りますから。
『いつでも何でも言ってね』って言ってくれる友達もたくさんいるのですが、いざ連絡しようとすると勇気が要るものです。
私がその昔のクライアント時代の頃、カウンセラーから「お友達に話しを聴いてもらうことから始めましょう」と言われたことがあります。
とても自立していた頃です。何でも1人でやっていました。
当時の彼氏の前でも『何でもできる芯の強い女性』の仮面を被っていたように思います。
だから本当に強い女性だと思われて、彼は可愛くて守ってあげたくなるような女性を見つけ、私から旅立っていったのですが……(このオチが今とても役に立つとは…感謝でいっぱいです)

 

「どんな重い荷物でも人様に迷惑をかけぬよう、自分1人で背負います!」
このスタンスだと、確かに強い人には見られますが、誰かが「手伝ってあげようか?」と声を掛けていてくれていても気付かないか、遠慮してしまうのです。
そして、重い荷物を1人で抱え込み行き場を失くしてしまう…。
とても自立されている方は、このパターンが多いです。そうなる前に、SOSを誰かに発信することって勇気が要るけれども、とても大事なことなんですよ。

 

怖れを超えて勇気を出して、カウンセリングを受けてくださる方。
私がそのような方に必ず伝えることは、
『よく我慢されてきましたね。そして勇気をもって私にSOSを出してくださって本当にありがとう』
という言葉です。
私も全力で応援したい気持ちになりますし、何か突破口が見つかるように真摯に向き合います。その勇気に100%の気持ちで答えたいのです。

 

1人で抱え込まないでくださいね。
どうかSOSを出してくださいね。

お話しを聴かせていただけることを、心よりお待ちしていますね

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