自分を大切にする心理学

「HSPである」「繊細である」ということは、弱いことでも悪いことでもない。

こんばんは、心理カウンセラーの野村香英です。

「HSP」「繊細で敏感な私」
そのような自覚がある人は、いるでしょうか?

人が気にしていないような
些細なことがすごく気になってしまったり、

物音に敏感だったり、
空気をつい読みすぎたり。

同時に生き辛さを
抱えてしまうこともありますが、

繊細で敏感であるということは

あなたが
弱いわけでも悪いわけでもないよ、ということを。

「繊細さ」をもちながら生きている人たち

お笑い芸人のロンブーの淳さんが、

「僕はHSPです」
と公言しているようですね。

ネット上では、
「どこが繊細やねん!」という声もあるようですが、

私は彼がすごく繊細であるということ、
とても解る気がしています。

 

HSPとは
ハイリーセンシティブパーソンの略ですが、

人口の1割〜2割くらいはいる、
なんて言われています。

他の8割の人よりも
敏感で繊細であって、

感覚が優れているが故に
人間関係や環境での刺激を受けやすく、

感受性が強いタイプの人のことです。

 

だからこそ人の無意識も
キャッチしやすいところがあって、

その場の空気感が悪いようなら
共鳴してしんどくなってしまったり

怒っている人の「怖れ」を拾って
とても怖くなってしまったり、

目の前にいる人の気持ちを
嫌でも察知しすぎてしまったり、

「疲れるな〜」
「しんどいな〜」

と思うこともあるあるです。

 

HSPにも「内向型」「外向型」があって、

ロンブーの淳さんなんかは
外向型なんじゃないかと思っています。

一見繊細であるようには見えないけれど、

人のニーズ(欲求)に敏感で、
実はいつも頭が忙しく回転していて、
空気をめちゃくちゃ読んでいる。

いつも感覚のアンテナを張っているからこそ、
あれだけ面白いMCができるんですよね。

「傷つくな」と言われても心は勝手に反応する

私も昔っから、
自分が繊細で敏感な気質だとわかっていました。

小学校の頃は
「神経質」とか「内向的」とか
先生から何度言われたか(笑)

 

例えば今でも覚えているのが、
家族で休日に映画を観に行った時に、

「ストーブを消し忘れたかもしれないなー」
と父親が言ったことがありました。

すると、
「家が火事になるんじゃないか」
「下手すると隣の家も燃えるんじゃないか」

って妄想が広がってしまい、

映画どころじゃなくなって
ずっと心配ばかりしてました。
(もちろん親には言えない、心配させたくないから)

 

他にも、
地球滅亡や人の死について
夜寝れなくなる程怖れたり(笑)、

小学校で戦争の授業があると
いつも具合を悪くしていました。

人が血を流している写真とか映像が
当時は本当に見れなくって、

先生には
「サボっている」「目をそむけている」と
めちゃくちゃ怒られてました。
(でも反論はしない、私が悪いと思っていたから)

 

公言していますが、
私は自称豆腐メンタルです(笑)
(ほとんどそうは見られませんが)

いつも明るい人のように見られていますが、

繊細で敏感な性質があるが故に、
傷つくこともヘコむ事もちろんあります。

 

むしろ、
繊細で敏感な人は、

「傷つかないで生きろ」

と言われても
心が反応してしまうので、無理なのです。

 

けれど私自身、
昔とこれだけは確実に違うのが、

「傷ついても立ち直りがスーパー早い」

ということ。

 

引きずられて闇に落ちる、
ということがあまりありません。

昔は何かあると
引きずられまくって、
何日も何日も同じことしか考えられませんでした。

 

なぜ
「傷ついても立ち直りが早くなったのか」
というと、

それは
自己攻撃や自分いじめをしなくなった、からです。

あなたは、繊細である自分を攻撃していない?

繊細で敏感であると
小さなことで傷つくことも度々起こるため、

「なんて自分は弱いんだろう‥」

って、自分を攻撃しがちです。

 

「周りをこんなに気にしてしまうのは、私が悪いからだ」

「周りの人のように強くなれないのは、私が悪いからだ」

「いちいち傷つくのは、私が弱いからだ」

「みんなみたいにできないのは、私が弱いからだ」

 

そんな風に、
心の中で自分を攻撃してしまいがち。

 

また繊細で敏感な人は、

「何でも自分のせいにしちゃう」

というパターンを
もっている人が多いのも実際です。

人が機嫌が悪かったら私のせい?

誰かが傷ついていたら私のせい?

って、
色々と敏感に周りの状況をキャッチしては

「自分のせいかもしれない」
「私が何か悪いことをしたから、私がいけない」

と傷つき悩んでしまうこともあるのですが、

 

実は人って、

他人に何かを言われたり
何かをされたりして傷つくよりも

自分が自分に投げた言葉や
行為によって傷つきます。

 

自分に心ない言葉をかけている分だけ、

傷が深くなって
引きずってしまうのです。

 

そうやって無自覚や無意識で

自分を攻撃したり
自己いじめを繰り返していると、

更に自分が嫌になって
生き辛さを抱えてしまう

ということも少なくはありません。

傷つきやすくてもOK。繊細でいい。ただ向き合うのは自己攻撃や自己いじめ。

私はクライアントさんに、

「傷つかない人になるよりも、
例え傷ついたとしても早く立ち直れる自分になりませんか?」

と、提案することがあります。

 

なりたい自分を
「傷つかない人」にしてしまうと、

あなたの繊細さや敏感さという
魅力でもある長所や
そのままの自分自身を否定してしまうことになるから。

 

繊細や敏感である、
ということは

あなたの美しさでもある

と私は思っています。

 

繊細で敏感な人って
「感覚」がとても優れていて、

芸術や美を愛することができたり
五感の能力が素晴らしかったり

人をみる目や審美眼があったり

周りの人が気づかない何かを
先にキャッチする先見の眼があったり、

実は素晴らしいところも山程あります。
(本人は気付いていないことが多いですが‥)

 

「傷つかないように強くなろう」

とするよりも、

自分の繊細さや敏感さをちゃんと理解し、
受け入れながら、

「傷ついても立ち直りが早い」
そんな心をつくることができれば、

意外とこの世界も
そんなに生き辛いものではない

と気付かされることが
沢山でてくると思います。

 

向き合うべきところは、

「繊細で敏感な自分を矯正する」

ところではなくって、

「自分にいつも投げかけている言葉(自己攻撃)や自分いじめ」

です。

 

自己攻撃は
自分のエネルギーをどんどん奪っていく行為なので、

自分を信じることや
自分が一体何をしたいのか
何が好きなのか

そういうことも
必然的にわからなくしてしまいます。

 

繊細で敏感で良いのです。
そのままでOKなのです。

 

ただ、
自分に対する自己攻撃を
少しずつ緩めてあげて

「私は私のままでOK」

そんな心をもてる自分を、

自分を大切にできる自分を、

私と一緒につくっていきましょう。

 

時間は少しかかるかもしれませんが、

少しずつ見えている世界が変わっていくと、

きっともっと楽になって

自分を本当の意味で
愛することができようになるから。

 

あなたのお力になれれば幸いです。

いつも応援していますね。

 

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