男女関係の心理

女性性を育てると自然とうまく流ていく〜自覚のない頑張りやさんの女性へ〜

こんにちは。
心理カウンセラーの野村香英です。

最近の私のブーム。
それは心の中の「女性性」と「男性性」のこと。

今日は、
女性性を意識すると
もっと自然に楽に生きれるよ、という話です。

そしてうちの夫婦関係のこともぶっちゃけます(笑)

独立してサロンオープンするまで男性性をフル稼働

7/1に独立開業し、
都内にカウンセリングサロンをオープンしたわけですが、

まぁそこまで
めーーっちゃ色んなことがありました(汗)

今年の春になる前くらいから
本格的に独立に向けて動いていたのですが、

・サロンの契約
・オフィシャルブログの改定
・メニューの改定
・通常通りのカウンセリング

などなど、毎日とても忙しくて、
正直、私の人生史上初めてフルパワーを出して走り抜けた
と言っても過言ではありません(笑)

やることは山積みだったわけですから、
この数ヶ月カウンセリング以外は
私の中の男性性をフル稼働させて、

《達成させる・決断する・前進する》

の連続でした。

でも元々私は、
男性性が強いと自分でも知っているので、
別に苦痛ではなかったのですが、

でもやっぱり
本来もっている女性性を抑圧している分、
身体がしんどくなったり症状には出ましたが‥。
(メンテナンスに通いまくりました)

そんなときに、起こったのが、
うちの夫婦の危機です。

家の中に男が2人いる!

私は夫と一緒になって
もうかれこれ14年です。

価値観は全然違いますが、
それがむしろ刺激になって、
2人で色んな楽しいことをしてきました。

「いつも仲良しだよね〜」

と言われますが、
本当に仲良しだと思います。

14年経っても夫と一緒が楽しいし、
今でもかっこいいなって思うし、
とてもリスペクトする人の1人です。

 

が、私は独立開業までに
男性性ばかりを優位にしていたおかげで

《家の中に男2人おるやん》

状態になってしまい、
ケンカが増えましたね。

スキンシップもなくなり、
話すことは業務連絡か子どものこと。
話したとしても目を見ない。合わさない。

最初はそんな状態でしたが、
夫婦はバランスで成り立っているので、

どちらかが男性性めちゃくちゃ強くなると
どちらかが女性性が強くなります。

それが質の良い男性性と女性性だったら良いのですが、
最初に《家の中に男2人おるやん》から始まっているので、

「〜するべき!〜であるべき!(質の悪い男性性)」

と私が言いまくる(コントロールする)と、

拗ねる、ふてくされる、
不機嫌、悪い態度でわからせようとする(質の悪い女性性)

そんな夫との攻防戦が続きました。

正直お互い疲れてしまって、
できれば一緒にいたくない

そんな時間が流れていたのが事実です。

私の中の女性性をもう一度意識する

でもやっぱり私も女性なわけです。

独立する前、
少し業務が落ち着いた頃に

「このままでは夫婦がダメになる」

と思いました。

 

そこで私がやったことは、
まず自分の中の男性性と女性性のバランスをとることです。

男性性ばかりが優位だったので
もう一度女性性を優位にするということ。

 

・五感や感覚を取り戻すために散歩にいく
・身体のケアをする
・内観する時間をもつ
・自然の中でリラックスして思考をとめる
・自分の感情や感覚をちゃんとキャッチする
・感情を抑えたり我慢はしないで表現する
・言いたいことは軽やかに表現する

などなど、

自分の心とちゃんと向き合って、
感情や感覚(心の声)を
1つひとつ拾っては感じて、を繰り返しました。

すると、やっぱり、

【大好きな人からは可愛いって思われたい】
【いつも機嫌の良い女性でいたい】

【というか、夫からは女性として大切にされたい!】

【というか、スキンシップもしたいし、愛されたい!】

【このままだと私は悲しすぎる!】

など、私の中の女性性の本音が
どんどん溢れてくるわけです。

 

先程もいった通り、
夫婦はバランスで成り立っています。

私が女性性を大切にして生活し始めると、
やっぱり夫も自然と変化するんですよね。

不思議かもしれませんが、
本当の話です。
どのカップルも夫婦も全てバランスで成り立っています。

私の心の中の
男性性と女性性がバランスを取り始めると、

本来通り軽やかに
感情を表現できるようになり、

夫も本来通り
かっこいい男性に戻ってきました。

 

そんな折に
恥ずかしいですが勇気をだして、

【ここ数ヶ月いろいろあったけど、やっぱり私はあなたが好きだから女性として大事にされたいと気付きました!】

と伝えました(笑)。
我ながらかなり勇気が要ったし、
何を伝えようか時間をかけて考えました。

夫は面食らった様子でしたが(笑)、

私から「こうしてくれたら嬉しい」をちゃんと表現して、
夫もそれに答えてくれるようになりました。

 

ということで‥、
今めちゃくちゃ仲良しです(笑)

数年ぶりの夫婦の危機を脱し、
私自身も男性性と女性性のバランスが良いので、とっても楽に自然に生活しています。

独立前に大きな大きな学びがあって、
本当によかった〜と思う次第です。

自覚のない頑張りやさんは男性性強め

私のクライアントさんの層に多い、
《自覚のない頑張りやさんの女性》

どちらかというと、
男性性が強めです。

男性性が強め、
というのは悪いことではないのですが、
女性性が影に隠れている分、

・自分1人で何とかしないといけないと思っている
・気力だけで何とかしてエンストを起こす
・人に頼ったり甘えたりが苦手
・「助けて」が言えない
・外では鎧を着ている感じ
・弱さを見せたくない、バレたくない

というような傾向にあります。

 

私も随分長い間、
男性性(しかも質の悪い)優位で
苦しんできた経験がありますが、

質の悪い男性性は
・「〜するべきだ!」が多くなる
・自分に対して超厳しい目を向ける(ときに他人にも)
・自分の甘えを許せない
・結果が全てで目標は達成しなければ許されない
などなど‥、めっちゃ怖くて厳しくてスパルタです。

質の悪い男性性が強くなると
女性性もねじれるの

心の中のバランスがとても悪くなって
生きづらくなるものです。

 

自覚のない頑張りやさんの女性は、

《女性性に意識をおく》

ことを、どうか頭に入れてほしいんですよね。

女性性に意識をおくというのは
どういうことかというと、

・思考ではなく感情や感覚に目を向ける
・五感で感じる時間をつくる
・「なんとかしなきゃ!」とコントロールするよりも、自然の流れに身を委ねてゆったりしてみる
・ファッションやネイルなど女性っぽいことを楽しむ

などなど。

 

《思考ではなく感情や感覚に目を向ける》

これはとても大事です。

 

だいたい、
「なんとなく」の感覚って
女性性が冴えていると全て当たるのですが、

感覚と感情に目を向けることで
心の声がわかるようになります。

心の声をちゃんと聴いてあげて、
できればそれを実行する。

 

すると、
わざわざ頑張りすぎなくっても、

もっと色んなことが必ず
「自然と」うまく流れ出します。

カウンセリングで扱うのも「感情、感覚」

本当ここ数年いろんな人に言ってますが、

「学校でも感情について学べればいいのに!」

と思います。

 

私たちは感情について、
ほとんど何も知らないのが現実。

けれどみんなどの人も、
感情で何を買うか決めるし
感情で決断するし、

感情に突き動かされて
行動する人は多いですよね。

 

普段みんな頭でしか考えていないから、
自分の心の声を聴いていません。

だから、しんどくなったり
辛くなったり、
色々障害とぶつかってしまいます。

感情や感覚について知ることができれば、
きっともっと楽になる女性も多いと思います。

 

で、先程、

女性性に意識を置くには
《思考ではなく感情や感覚に目を向ける》ことと言いました。

 

まさにカウンセリングがそうです。

私のカウンセリングでは
頭ではなく感覚や感情にフォーカスします。

感覚や感情に目を向けて
自分の心と向き合います。

 

「ちゃんと心の声を聴いてあげる」
というのは、

【自分を大切にしながら、自分を尊重しながら、生きる】

ということです。

 

それができるようになると、
本当に自然と楽に流れていくように、なっています。

自分を尊重して
自分と仲良くなれた分だけ、

人生はとても楽しく
そして豊かで幸せになります。

 

そのお手伝いがぜひ
カウンセリングでできると嬉しいです♡

女性性に意識をおくこと、
ぜひトライしてみてくださいね。

いつも応援していますね。

 

心理カウンセラー
野村香英

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