自分を大切にする心理学

人に嫌われるのが怖い〜本当は自分に嫌われてしまう方がもっと辛い話〜

こんにちは!
心理カウンセラーの野村香英です。

2024年になってから数週間過ぎました。
早いですね〜、お正月がもう3ヶ月くらい前に感じます。

この春には新メニューがスタートするので、
私もその準備やらカウンセリングやらで
毎日充実した日を過ごしています。

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ではでは今日は、
他人に嫌われるよりも自分に嫌われた方がしんどいよ、という話です。

「人に嫌われるのが怖い」と思うあなたへ

「人に嫌われるのが怖い」

そう感じている人は結構多いと思います。

いや私も嫌われるよりかは
好かれていた方がいいな、とは思いますが、

嫌われることをとても大きく恐れて
他人の前で良い人を懸命に頑張る方が
しんどいことじゃないかな、と思います。

 

私も随分前は、
「人に嫌われてしまうと自分の価値がないことを証明してしまう」
と感じていました。

人から嫌われる=私には価値がないんですよ、嫌われてしまうような人間なのですよ

ということを認めざるおえない感覚がして、
人から嫌われることを
とても怖く感じていた時期もあったなと自覚しています。
(もちろん今は、嫌われても嫌われなくても全く気になりませんが)

 

「自分は価値がない」

そう自分が信じ込んでしまっているのが
根底にある問題であったのは今だからこそよくわかります。

自分に価値がないと思っていたら、
他人に「良い人だね〜」「素敵な女性だね」と評価してもらわないと、

報われないような救われないような
この人生をやっていけないような
そんな感覚になるのです。

こんな以前の私と同じように、
「人から嫌われるのが怖い」とあなたは感じていないでしょうか?

人から嫌われていると思い込むときの真実

違うブログ記事にも書いていますが、

別にハレーションが起こっているわけでもないのに
「人から嫌われているのかも」
と思い込んでしまう理由は、

実は自分が自分のことを嫌っているから

なんですよね。

 

自分のことが嫌い
自分なんて嫌な存在

そんな風にあなたが心の底で感じていると

「どうせこんな私って嫌われるよね」

という思い込みが浸透していきます。

 

その思い込みは、
「あなたの思い込みが正しい!」
ということを証明する証拠集めをし始めます。

(ほらあの人が目を合わせて挨拶してくれなかった。→やっぱり嫌われているに違いない)
(あの人が扉を強く閉めた!→ほらやっぱり私は嫌がられている)
(あの人が私としゃべる時楽しくなさそうだった→私が嫌われているから)

などなど、このように
「自分は嫌われている」ということの
証拠集めを無自覚でも懸命に頑張ってしまうのです。

 

だからこそ更にもっと、
人に嫌われることが怖くなります。

自分の気持ちはどっか遠くに置いといて、

人のご機嫌をとることを頑張ったり
人の行動や言動を過剰に気にして行動したり
良い人であろう・気遣いができる人であろうと懸命に振る舞ったり

自分の心を押し殺してまでも
人に合わせようとしてしまうのです。

 

そうして心底疲れ果ててしまう人も
少なくないなぁと感じているのですが、

「人に嫌われるよりも実は自分に嫌われているのが根底の問題」
だとあなたは気づいていますでしょうか?

自分に嫌われるほど悲しいことはないんだよ

先ほど、

人に嫌われていると思い込んでしまうのは
自分自身を嫌っているからなんだよ

とお伝えしました。

自分自身のことを

「私なんてダメな存在だ」
「私なんて人に比べて価値がない」
「私は良いところなんてない」

そんな風に捉えて自分を嫌っていると、

あなたは他人ではなく
「自分に嫌われる」ことになります。

 

ちょっと想像してほしいのですが、
あなたは友達とお茶していると思ってください。

そのときに、
友達に対して

「あなたはダメな存在だよ」
「あなたは人に比べて価値がないよね」
「あなたって良いところ全くないわ」

そんな風に伝えると、友達はどうなると思いますか?

きっととても強く悲しみますよね。
そしてあなたのことを嫌いになると思いませんか?

 

実はあなたは自分に向けて、
この友達の例と同じことをしているのです。

自分に向けて
友達や人には言わないような辛辣でひどい言葉を
平気で自分にはかけてしまっています。

そう、
心の中の自分をボコボコに殴っているような感じです。

 

そんなことを続けていれば、
心の中の自分は
あなたの言葉や態度によって大いに傷つき、

もう何もあなたへ向けて発信してくれなくなります。

 

この状態になると、
まず自分が何をどうしたいのかわからなくなり
何が楽しくて嬉しいのか感情もわからなくなります。

「自信」の種も全然育ちません。

自信は「自分を信じることパワー」のことですが、
自分を信じることがどういうことかわからなくなり、

自尊心を育てたり
自分を大切にする気持ちをもつことも、かなーり難しくなってしまうのです。

 

この状態になっている女性は、
カウンセリングでも本当に本当によくお会いしますが、
とても多いのが実際です。

一見は仕事がめちゃくちゃできる人だったり、
自信をもっていそうな感じがしたり
自分の芯があるような感じがしたり
何の問題もないような器用な感じがすることもあるのですが、

精神的に自立している人であっても
自分をボコボコに無自覚で殴っているからこそ

人生や恋愛に立ち行かなくなる/行き詰まる

ということは、とっても多いケースの1つです。

まずは自分と仲良くなるために種をまく

多くの人がどのようなループに陥っているか
簡単にまとめたのがこちらです↓

自分のことが嫌い

それを他人に投影する

人に嫌われる存在だと思い込む

過剰に良い人や良い女性を頑張る

けど疲れる、しんどい、そんな自分も嫌になる

更に自分を呪ってしまい自分にさえも嫌われる

このループから抜け出す方法はあります。

というか、
実際にこのループから抜け出したのは私自身でもありますが、
多くのクライアントさんたちも
このループから抜けて自分らしさを取り戻して
自分の恋愛や人生を楽しんでいる人はたくさんいます。

 

この負のループから抜け出して
自分らしさを取り戻すには、

「自分と仲良くなるための種をまく」こと。

私のカウンセリングでは、
いかにあなたが無自覚で無意識で

心の中の自分をボコボコにしているか
いじめているかを

イメージや心理療法を使って
視覚化してもらうことがあります。

 

俯瞰的に視覚化することができると、

昔お母さんにされてとても傷ついたことや
大人に言われて辛い想いをしたことを

「大人になった今、自分が同じことを自分にしている!」

と気づく人がとても多いこと。

 

自分が自分をどれだけ粗末に扱っているか、
頭ではなく感覚で知ることができれば

そこから
「そろそろ自分をちゃんと大事にしてあげなきゃいけない」という、
自分を愛する小さな種が心の中に芽生えるのです。

 

心の中に種をまき
芽を出し始めれば、

しんどいループから少しずつ抜け始め、

「自分も良いもんだ!」という肯定感が育ち、
人から嫌われている証拠集めも
自然としなくなっていきます。

 

生きていく上で、
ずーーっと自分と付き合っていくわけですから、

どうせなら自分と仲良くして
楽に自然に生きていくことを選択してみませんか。

あなた自身が今よりも
もっと楽に自由になるために
カウンセリングを通して少しでもお役に立てれば嬉しいです!

いつも応援していますね。

心理カウンセラー
野村 香英

 

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