自分を大切にする心理学

誰かに意地悪をしたくなる時、それにも理由がある。

こんばんは、野村香英です。

「今日は良い天気だし最高に気分がいい!!
よし!今からあいつを攻撃してやろう」

と思う人、たぶんいないと思います。

人は気分が良い・幸せだと感じる時、

誰かを攻撃したり
誰かを傷つけようとは思いません。

誰かに嫌味を言ったり
誰かを攻撃してしまうというのは、

実はそれだけ
心がSOSを発信しているのです。

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私も
ついつい夫に物言いがきつくなる時、
あります。

「何イライラしてんだよー」

なんて言われると
ハッとすることも。

あぁ私疲れてるな、余裕ないな、
休息が必要だなって。

攻撃したり誰かを傷つけてしまう、というのは
それぐらいあなた自身が傷ついてしまっているということ。

それくらい悲しみや怒りが
心の中に蓄積されていて

八方塞がりになって
怒りという形で漏れ出している、ということです。

例えばですが、
ずっと親から否定をされて育ってきたとします。

「あんたは全然だめだ」

と言われて育つと、

悲しみや怒りが知らず知らずの内に
蓄積されています。

すると、楽しそうな人や幸せそうな人をみると
許せない気持ちになってしまうことも。

それくらい傷ついてしまっている
ということです。

もし、

誰かに嫌味を言わずにはいられない、
身近な人に(特に関係性が近いパートナーや子ども)
あたってしまうのであれば

あなたの心は

「私の悲しみや苦しみに気づいてよー!」
「私の悔しさやみじめさに気づいてよー!」

SOSを発信しているのかもしれません。

逆に考えると、

嫌味を言ったり攻撃してくる人というのは
さも「あなたが悪い!」
「あなたが間違っている!」
ように言ってくると思いますが、

それは本人の問題だったりします。

コミュニケーション、という形ではなく
怒りに任せて攻撃してくるのは

その本人自体が深く傷ついているので
あなたの問題ではないのです。

私自身も嫉妬や攻撃を受けるときもありますが、
攻撃は傷ついているからこその行為だと
わかっているので、

相手の怒りや攻撃に巻き込まれずに
とても俯瞰的に相手を見る
こともあります。

誰かに意地悪をしたい時、
必ず理由があります。

あなたの心がSOSを発信しているのです。

攻撃、という形をとってしまうと
さらに自分が傷ついてしまいます。

なぜなら罪悪感というのは
タイムラグはあっても
色んな形で必ずやってくるからです。

自分のSOSを見逃さないでください。
そして、一人で苦しまないこと。

誰かを攻撃したくなるくらい
傷ついてしまっている自分を

どうか抱きしめられるように
サポートできれば幸いです。

 

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