自分を大切にする心理学

誰かのこと「嫌い」なら嫌いでもいい。

こんばんは、野村香英です。

突然ですが質問です!
あなたには嫌いな人、いるでしょうか?

私は堂々と答えますが、います(笑)

でもそれで良いんです、
「嫌い」なら「嫌い」で結構です。

無理して好きになろうとしたり
無理して許す必要って
果たしてあるのでしょうか?

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私が完全にハマっていた罠ですが、

「嫌いな人も苦手な人も好きにならなければいけない」

ということ。

そもそも、そこにつぎ込むエネルギーって
めっちゃ膨大なんですよね。

「はー、自分の心は嫌だって感じているのに
何とか克服しないといけない」

って思うだけで、正直疲れます(笑)

「〜しなければいけない」が一番要注意で、
本当はやりたくないのにやろうとしているんですよ。

先日の記事にも書きましたが、
やりたくないことをやり続けると疲弊していきます。
その内人生にも嫌気が差してきます。

心理学でいう、シャドーのような存在も
(あなた自身が自分で嫌っている要素をもっている人のこと)

統合したり
投影を取り戻し相手を知って仲良くすることによって
克服できることも沢山あります。

けれど、

本当にそれ、今やりたい?というところ。

自分のステップアップや自己成長のために、
そう「自分のために」
人を許したり好きになる努力をするのは
とっても素晴らしいことですね!

けれど、
無理して許そうとしたり
無理して好きになる努力をするのは

癒しとはほど遠いような気がします。

まずは、
「嫌い」と思っている自分を受け入れること。

「嫌い」なら「嫌い」で良いんだよ、って。

「無理に許したり好きにならなくても良いんだよ」って。

まずは自分をありのまま認めること。
どんな自分にも『OK』を出すこと。

それができると不思議なことに、

「嫌いでいいや」と思えると
心に余裕が湧いてくるので

嫌いな人が嫌いではなくなってくる、
ということが実際に起こったりします。

もし「嫌い」だと思っている自分に
OKを出してあげるのが難しいのであれば、

まだどこか人の目を気にしていたり
良い子の仮面を脱げずに犠牲感が強いか
どちらかです。

私のカウンセリングではこのような事例をよく扱いますが、
自分にOKが出せるように癒しをすすめていくと
人が変わったようにイキイキ感がでてきます。

お母さんのこと嫌い?
それだったら嫌いで良いんです。

浮気した夫が許せない?
それだったら許さなくても良いんです。

裏切った友達が許せない?
それだったら嫌いのままでも良いんです。

ただ注意点としては、
「嫌い」の気持ちを攻撃として相手に向けることは
自分のためにやめましょう。

攻撃として向けてしまうと、
タイムラグはあっても必ず罪悪感がやってくるので
あなた自身が幸せから遠ざかってしまいますから。

誰かのこと、
「嫌い」だったらそれでいい。

「今」は嫌いなんだから、それでいい。

そんな自分を抱きしめてあげられると良いですね!

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