こんにちは。
心理カウンセラーの野村香英です。
ブログ更新が
とても久しぶりとなってしまいました‥!
7/1にカウンセリングサロンをオープンして
今まで以上に多くの方のご利用いただき
カウンセリング日和の日々を平和に過ごしています。
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ぜひお気軽にどうぞ。
前書きが長くなりましたが、
今日は【他人にエネルギーを吸い取られない境界線のつくり方】をレクチャーします。
Contents
他人のエネルギーを吸っている人たち
困ったことに、
他人のエネルギーを吸って
元気を吸収している人は存在します。
「何かこの人といると、いつもめっちゃ疲れる」
「この人と接すると次の日しんどい」
などなど‥、
エネルギーを吸われていると
どっと「疲れ」を感じたり
体調が一時的に悪くなったりします。
(心と身体は繋がっているので)
ではどんな人が
「他人のエネルギーを吸う人」
なのかというと、
一言でいうと
人と人の間にある境界線(バウンダリー)に
平気で侵入してくるタイプの人です。
例えば、
頼んでもいないのに
あれやこれやと指示やアドバイスをしてくる。(本人は良かれと思ってやっているのですが、
この「良かれ」が独りよがりなんですよね)
頼んでもいないのに
「お節介」という親切が多い。
聞きたくもない誰かの悪口を
ずっと言い続けてくる。
(これは無意識で強制的な同意を求めてくる象徴です)
おんぶに抱っこで要求が多い。
自分の足で歩けないので、いつも寄りかかってくる。
こちらのペースはお構い無しに
LINEが自分都合で
どんどん送られてくる‥
などなど‥、
結構どこにでも
「他人のエネルギーを吸って生きている人」はいます。
繊細なままで境界線を知らなかった私は、いつも疲れていた
繊細で敏感な性質をもった私は、
「境界線」について学び
意識しながら生きていくまで、
とにかく疲れやすかったし
傷つきやすい人間でした。
他人のお節介のような親切も
心の中では
「うわ〜めんどくさいわ〜」
と感じているのに、
「嫌な態度をとったら相手の気分を害してしまう」
と感じてニコニコして、
後からどっと疲れ果てていました(笑)
私の心のどこかに
「みんな平等に仲良くしなければいけない」
という良い子ちゃんルールがあったため、
「この人疲れるな〜嫌だな〜」
と思っている人とでも、
うまく付き合っていかなければと思い、
自分からしゃべりかけたりしていました。
で、しゃべりかけるけど、
やっぱり後からどっと疲れたり、
自分から接点をもったのに
相手の言葉に勝手に傷ついたりして、
本当に本当に
いつも疲れているのがデフォルト(笑)
他人にエネルギーを吸い取られ、
というか正しくは自らが
吸い取られに行っているようなもんですが、
「境界線」について学び
意識して生きることを選び続けると、
他人のせいでどっと疲れる
ということが、
あまり無くなりました。
「みんな平等にみんなと仲良く」
という謎の良い子ちゃんルールを
手放したのも大きかったと思います。
他人にエネルギーを吸い取られない境界線をつくる〜その1〜
他人にエネルギーを
簡単に奪われないために、
境界線について学び実践しながら生きる
ということは、
とてもとても大事なことです。
特に日本人は
「人に合わせる」ことが素晴らしいこと
と感じて生きている節があるので、
境界線を知らずしらずの内に
薄くしてしまいがちです。
「他人との境界線のつくり方」
については、
カウンセリングの中で
レクチャーすることが多いです。
方法はたくさんあるので、
全てブログには書ききれませんが、
境界線を意識して生きるために
自分がまず
「良かれと思って」
「察して行動する」をやめましょう。
境界線に勝手に侵入されやすい人というのは、
無意識で自分も他人の境界線に
踏み込んでしまっている事があります。
「察する」というのは
悪いことではないのですが、
「相手はきっと○○して欲しいんだろうな」
と察して動く。
相手には相手のペースがあることを忘れて、
先に手を出したり、先に口を出す。
これは「お節介という親切」に
なってしまっているかもしれません。
もしも
「相手は〇〇してほしいのかな」と察したら、
「これは私が手伝った方がいいかな?」など、
必ず言葉で
コミュニケーションをとってください。
何も言われていない・求められていないのに、
察して勝手に動く行為は
境界線に踏み込むお節介になってしまいます。
自分自身が
「他人の境界線を踏み込まない」
ことを意識して生活することで、
自分と他人の間にある線が
感覚的にわかるようになってきます。
すると
「エネルギーを吸い取る人」が
よく見えるようになるので、
敢えて関わらない・近づかない
という選択もとれるようになるのです。
他人にエネルギーを吸い取られない境界線をつくる〜その2〜
他人にエネルギーを吸い取られない
境界線をつくるために、
「自分から関わらない・近づかない」
というのも重要なことです。
私たちは「みんな仲良くが素晴らしい!」という教育を受けて育ちました。
これが多くの人の「呪い」になっているな
と感じることもあるのですが、
「嫌な人とでも上手に付き合うのが普通のこと」
と思い込んでいる人も大勢います。
私もさっき、
「みんな平等にみんなと仲良く」という
謎の良い子ちゃんルールが
あったと告白しましたが、
これらの考えが
他人に境界線を踏み込ませてしまうのです。
正直、
みんな仲良くなんて幻想の世界で、
みんなに個性がある限り
ぶつかったり合わなかったりも普通です。
だからこそ、
「合わない」と思う人とは
自ら近づかない
関わらない
という選択をとってOKです。
「自分を守る」という選択は
とても重要です。
他人に嫌われるのを恐れていたり
ブラックな自分を抑え込んでいたりして、
「良い子ちゃんルール」を
強化してしまっている人もたくさんいるのですが、
良い子ちゃんルールは
大人である以上手放していきましょうね。
良い子ちゃんにならなくても、
境界線をしっかり作っていけば
もっと楽に生きることができますよ。
他にもここには書ききれない
たくさんの境界線(バウンダリーのつくり方)があるのですが、
他人に自分のエネルギーを吸い取られて
疲れ果ててしまわないためにも
ぜひお気軽に
カウンセリングを受けてほしいと思います。
境界線をつくって
まずは「自分を守る」こと。
自分を守ることができる人は、
他人のことも大切にできる人です。
それはきっと
あなたにもできるはずですよ。
境界線をちゃんとつくって
もっと自由に楽に生きていきましょうね。
だって1回だけの「自分の」人生なのですから。
少しでもお役に立てれば幸いです。
いつも応援していますね。
心理カウンセラー
野村香英
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