こんにちは。野村香英です
タイトルにも書きました通り、自分の感情に振り回されてしまうことってないでしょうか?
自分が自分についていけない感覚。
感情の浮き沈みが激しくて自分でも疲れてしまう。
さっきまで笑っていたのに急に怒りたくなったりイライラしたり、泣きたくなったりする。
まるで気分はジェットコースターです。
上がったり下がったり、それが短期間の内に何度も何度も訪れる。
仕舞いには、自分でもどうして良いかわからずに苦しくなる。。。
クライアントさんからも、よくその様な話しを伺うことがあります。
私が知っている限り、トータル的には男性より女性の方が圧倒的に多いです。
なぜかと言うと、男性は、幼い頃から感情を抑圧してきた傾向があるからです。
『男の子なんだからメソメソ泣くんじゃない』
『男の子なら強く生きてほしい』など、「男なんだから」と言われて育つことがあり、必然的に感情より思考を重視する人が多いのです。
『男の子なんだからメソメソ泣くんじゃない』
『男の子なら強く生きてほしい』など、「男なんだから」と言われて育つことがあり、必然的に感情より思考を重視する人が多いのです。
女性はというと、男性にはない生理があります。
これによってホルモンの分泌がありますよね。出産、閉経などでもホルモンバランスは変化しますが、月々の生理でも変化します。
ホルモンの分泌により、感情が不安定になるのはつき物なのです。
しかし、、、それでもジェットコースターのようなビックウェーブのような感情の浮き沈みに、どう対応して良いのかわからない時って途方に暮れてしまいますよね、、、。
実は私も長年『自分の感情とどう付き合うか』がテーマでした。
感情の振れ幅が大きく、自分に疲れてしまうことがあるくらいに。
昔は、感情のコントロールができない=お子ちゃまだという図式があったので、またそんな自分を責めてしまっていました。
自己嫌悪、自己攻撃のオンパレードです
自己嫌悪、自己攻撃のオンパレードです
ですが、心理学を学ぶようになり、同時に自分を癒したり成長していく過程で、感情が私そのものを支配することは徐々に少なくなっていきました。
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感情に振り回されてしまう、と書いたらネガティブ要素を強く感じてしまいますが、違う見方をしてみると、あなたはとても情熱的な女性(男性)だということです。
情熱的に愛情を注ぐことができ、夢や目標があると、とても輝きます。
そして情熱的に人を許すことだってできます。自己表現も上手な方が多いです。
それは長所でもあり才能でもあるのです。
『自分は感情に振り回されてダメな人間だ』と自己否定すればする程、余計に感情そのものに囚われてしまうので、『色んな感情がいっぱいでてくるのは、とても情熱的だからなんだ』とまずは自己肯定してみましょう。
次に、『地に足が着く感覚』を身につけましょう。
すごく怒っているときに「頭に血が上る」という表現や、テンションが高いときに「気分上がる!」という表現を使いますよね。
行き過ぎた感情はイメージでいうと上に上がる様な状態です。上に上に上がりすぎると、自分ではコントロール不能になってしまいます。
地に足を着けることを、グラウンディングといいますが、自分の足の裏から地球の中心へと向かって根っこが生えていくイメージをしてみましょう。
できれば目を閉じて静かなところで。大地に根を張る感覚を身につけられるまで何回か試されることをお勧めします。
グラウンディングがしっかりできていれば、そこまで感情に左右されることは少なくなっていきます。
感情に振り回されたり、のみ込まれたりするのではなく、『感情の波』に乗ることができたら。
きっと今より、自然体の自分で生きることができますよ。
応援していますね!!
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