会社から帰ってきて、何だかムスッとしている彼…
目を合わせようともせず、部屋に引きこもる…
ご飯だってあまり美味しそうに食べてくれない…
最初は心配して「大丈夫?」と何度も聞いてあげてるのに、「別に」「大丈夫だから」としか言わない。
それでも気になって聞いていると、最終的には「もうオレのことはほっといてくれよ」と怒る彼。
そして部屋に閉じこもろうとする。
そして部屋に閉じこもろうとする。
「何よ!こんなに心配しているのに!私が何か悪いことしたなら言ってくれれば良いのに!」と最終的にはケンカになる始末…。
みなさまはこんなシチュエーション、経験ありませんか?
母性が強いタイプの女性は、「会社で何かあったのかな、私がしてあげれることは何かな、どうやって元気付けてあげようかな」と、あれやこれやと彼を元気付けたり喜ばせてあげようと試みたりします。
また、少し自分に自信がないタイプの女性だと、「彼の機嫌が直るまで心配だから、ただ静かに待っていてあげよう…」と自ら彼のテンションに合わせるようにして、機嫌が良くなるまでじっと横で耐えたりします。
でも、これ、実はどちらも逆効果なんですね。
女性と男性の違いを少し説明すると、女性は小さい頃からおままごとやお人形ごっこをしてコミュニケーションについて積極的に学びます。
男性はというと「この世界で1番強い奴は一体だれか」などのアニメや遊びを好み、幼い頃から競争意識が芽生えています。
太古の時代から、男性が狩りに行き女性は家を守るという構図があったように、男性は『闘うこと、そして勝つこと』に意識を置いているのです。男性の本能、といっても良いのかもしれません。
仕事から帰ってきて機嫌が悪い…、部屋に閉じこもろうとする…、
というのは決してパートナーの女性に対して文句がある時ではなくて、『何か自分の力で解決したい問題がある』ときなのかもしれません。
というのは決してパートナーの女性に対して文句がある時ではなくて、『何か自分の力で解決したい問題がある』ときなのかもしれません。
競争心が強い男性なら、簡単に「負け」を認めたくないのかもしれません。
そう、決してパートナーを愛していないわけでも、傷つけたいわけでもなくて、自分の力で問題を解決することに集中したいのです。
女性はというと、何か困ったことや悩みがあると、誰かに話しを聴いてもらったり愚痴に付き合ってもらったりし、話すことによって解決の糸口を見つけます。
友達にあれやこれやと散々話したあと、とても心が軽くなった経験はないでしょうか?
男性でも、確かに「誰かに話せば楽になる」ということは重々あるのですが、誰かに何かをアドバイスされる前に自力で解決したいと閉じこもるときがあるのです。
彼の「大丈夫」は「自分1人で解決したいから心配しないで大丈夫。何とかするから信じていて欲しい」という意味が込められているのかもしれませんよ。
女性のみなさま、もし、パートナーが自分の部屋に引きこもってしまったら。
確かに心配にはなると思いますが、ここは彼のことは一先ず置いといて自分の好きなことをする時間に充ててくださいね。
友達と電話をする、習い事にいく、買い物を楽しむ、なんでも構いません。
ここで彼のことを過剰に心配したり、彼の機嫌が良くなるまで耐えるというのは、彼からすると「好きな女性に信頼されていない」ことになり自尊心が余計に傷ついてしまう、ということもありますので。
男性はいつだって、好きな女性の1番のヒーローでいたいのですよ。
女性は普段から、自分の好きなことを沢山見つけておいた方が良いですね。
カウンセリングでも、「彼が彼が…となる前に、まずは自分の世界観をつくっていきましょうね」とアドバイスすることもあります。
彼だけが全て…の世界になってしまうと、彼の機嫌に振り回されることになっちゃいますからね。
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このエピソードで、うちの夫婦の場合ですが、私が心配しすぎて「うざいなぁ」と言われたことがあります(笑)
うざいと言われて私はついつい笑ってしまったのですが(確かに彼がほっといて欲しいと言ってるのも関わらず何度も大丈夫?と聞いている自分しつこいな…と思いました)、
ここは心配ではなく信頼という愛情を与えようと思い、友達と飲みに行ったりヨガに行ったりして、自分が楽しいと思うことをしまくりました。
ここは心配ではなく信頼という愛情を与えようと思い、友達と飲みに行ったりヨガに行ったりして、自分が楽しいと思うことをしまくりました。
少し落ち着いた頃に、夫の方から「実は仕事でこんなことがあって…」と話してくれたのですが、夫いわく「あの時ほっといてくれて助かった、安心できた」と言われました。
更に信頼関係が強化されたような気がしましたよ
「心配」という愛情の示し方ではなく、「信頼」という愛情の示し方ができれば、パートナーシップは更に良くなります
良かったら一度お話しを聞かせくださいね。
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