こんばんは、心理カウンセラーの野村香英です。
「やる気を出したいけど、そもそも気力が湧かない」
「何が理由かわかんないけど、毎日しんどい」
「朝起きると絶望的な感覚がする」
「いつも心が晴れない感じがする」
この状態のときって、
いまいち何が「原因か」わからないので、
毎日がとても辛いものになってしまいます。
もしもあなたが
毎日辛い気分を味わっているのなら、
それは心を感情のゴミ箱にしているのかも。
Contents
毎日が辛くなるのは、限界のゲージを超えてしまったから。
「なぜだか毎日しんどい」
「原因はわかんないけど、毎日気分が晴れない」
そんな停滞感のような
感覚を味わっている状態のとき、
「生きているのって、しんどい」
って思ってしまいます。
すると「しんどい」ことに
心がフォーカスするようになるので
「あれもしんどい、これもしんどい」
って、
「しんどい事の証拠集め」が始まります。
しんどい事の証拠集めになってしまうと、
やる気も自信もエネルギーも
どんどん削られていっちゃうんですよね。
それくらい毎日が辛いものになった、
「原因や理由」って、
きっと一つではないと思います。
色んな事が重なったり
自分のキャパを超えてしまったり、
どこかで限界のゲージを
超えてしまったからこそ、
毎日が辛くなってしまうのです。
あともう一つ、
確実に言えることは、
「心を感情のゴミ箱にしている」
ということです。
心を感情のゴミ箱にしていると‥
私たちは普段、
色んな感情を感じて生きています。
それが普通です。
感情と「共に」生きています。
「楽しい」「嬉しい」
「不安」「焦る気持ち」「悲しい」
などなど、様々な感情と生きています。
だけど、ネガティブな感情が
心に溜まり続けてしまうと、
やっぱりしんどくなってしまうのです。
感情は排泄物と同じと言いますが、
外へ出してあげないと
溜まっていく一方です。
ウンチを出さないとお腹が痛くなって、
体調が悪くなって
しんどくなってしまいますよね。
(※ダイレクトな表現ですみません)
それと本当に同じで、
心の中にネガティブな感情を
どんどん溜め込んで、
まるで心を
感情のゴミ箱状態にしてしまうと、
「よくわからないけど、毎日しんどい」
という、
心が麻痺した状態を作り出してしまいます。
だからこそ、
感情は心の外にちゃんと出してあげること、なのです。
感情の解放について①〜自分や誰かをサンドバックにしない〜
では感情って、
一体どうやって外に出すねん!
というところですが、
ベタかもしれませんが
一番大切なのは「話すこと」。
「話すことは放つこと」
ともいいますが、
自分の気持ちを吐き出すことって
心の奥に溜まった感情を解放する行為です。
話しをしている内に、
「私、本当はこんな風に感じてたんだ」
って自分に対しての理解が進むこともあります。
が、ここで注意点があるとすれば、
関係性の近しい一人にだけ偏らないこと
です。
よくありがちなのが、
関係性が一番近い彼氏、
親、兄弟、親友などにだけ、
自分の気持ちをぶつける。
自分の気持ちを話し続ける。
これは実は、
自分の首も相手の首も
絞めることになってしまいます。
関係性が本当に親しいと、
「あれもこれもわかってちょーだい」
「私の荒れた感情をどーにかしてちょうだい」
という気持ちが出やすく、
ニーズ(自分が相手にしてほしいこと)が
止めどなく溢れがちです。
すると、
相手も辛くなる→辛くなっている相手をみて自分も辛くなる、または怒りや罪悪感を感じる
というループに陥ってしまうことも。
感情を外に出す、ということは
とっても大切ですが、
同時に
誰か一人にだけ出さない
ということも大事です。
「いやでも、自分の心の内をみんなに見せたくない」
「自分の心の内を、そもそも話せる人が少ない」
私はそういう人、
個人的に大好きです。
こう感じる人って、
結構心が自立している人が多くって、
自分でなんとか頑張ってきた人でもあります。
(自覚はないかもしれませんが)
自分の足で人生を立っているからこそ、
「人に心を開くのが苦手」だったり、ね。
普段心が自立しているからこそ、
恋愛や夫婦関係や親友や親などの
関係性の近しいところだけで
「普段ないことにしてる依存」が出ているだけなのです。
「いやでも、自分の心の内をみんなに見せたくない」
「自分の心の内を、そもそも話せる人が少ない」
そう感じる人がいれば、
是非カウンセリングでお話を聴かせてくださいね。
感情のゴミ箱になった心に
少し穴を開けてあげるだけでも、
毎日がしんどい状態から抜け出せます。
どうか一人で頑張らないでくださいね。
感情の解放について②〜ただただ認める〜
感情に良い悪いはありません。
「不安」「焦る気持ち」「悲しさ」
などの、
ネガティブな感情が悪いわけではないのです。
ポジティブな感情があるからこそ、
ネガティブな感情も生まれます。
光と影や陰と陽と同じで、
両局面の感情があって当然です。
よく
「ポジティブだけで生きていきたい」
という人もいますが、
それは逆に危険かも。
ネガティブな感情は感じないようにする
またはなかったことにする
としても、
心の奥に無意識に溜まっていき
どこかで必ず爆発してしまいます。
大切なのは、
「ネガティブな感情を感じてもOK」
という状態にすること。
私だって不安を感じることもあるし、
悲しい気持ちになることだってあります。
そしてその感情を
何をするわけでもなく、
「そうだよな〜不安になる時もあるよな〜」
「悲しい気持ちになるよね」
って、ただただ認めるのです。
ネガティブな感情も
「OKです」と認識してあげることも、
感情を解放することの一つです。
ネガティブな感情は
「NGです」と否認したままでいると、
心の中に溜まっていき、
しんどくなる一方ですから。
ただ注意点があるとすれば、
「感情をただ認める」って
今まで自分の心や感情を
無視してきた人にとっては
少し難しいことかもしれません。
感覚で自然とできるようになるためには、
少し時間や練習も要りますが、
まずは自分の心や感情と
向き合うことから一緒に始めてみませんか?
自分の心とは一生付き合っていきます。
もちろん感情もずっと付いて回ります。
だからこそ、
自分の心を感情のゴミ溜めにしないこと。
自分の幸せに責任をもつなら、
感情をどう解放していくか
とても大事なことだと思います。
いつも応援していますね。
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