こんばんは、野村香英です。
誰かのご機嫌をとろうと
躍起になって頑張ってしまうことってありますよね〜。
私はもうすぐ1歳になる娘の機嫌をどう良くするか
いつも試行錯誤しています(笑)
ただ上の子と同様、
とてつもなく笑いのツボが浅いので、
変におどけるだけで大爆笑してくれるのですが‥
さてさて今日は、
誰かの機嫌をとろうと頑張ってしまいがちなあなたへ。
あなたはいつも、
誰の機嫌をとろうと頑張っていますか?
たぶん関係性が近しい人の顔が浮かぶと思います。
自分の親、
パートナー(夫や妻)、
兄弟姉妹、
自分の子ども、
友人や同僚、
職場の上司なんかも多いと思います。
なんかムスッとしているな、
なんか態度が悪いな、
なんか調子悪そうだな、
そうやって多くの人は
相手の状態を『察して』、
あれやこれやと手を焼こうとします。
なぜご機嫌とりをするかというと、
『自分が責められているような感覚がする』
という人が多いのも事実です。
相手が機嫌が悪いと
何だか私に責任があるような‥
何だか自分が悪いような‥
そんな罪悪感に突き動かされて
ご機嫌とりをしてしまうのですよね。
とてもよくわかります、私もそうでした。
でも、この状態というのは、
『相手の問題を勝手に引き受けている』
ことになっています。
相手と自分の間にある境界線を勝手に飛び越えて
余分な世話をしようとしていることになります。
余分な世話(ご機嫌とり)をすればするだけ、
実は相手のエネルギーを奪うことになるんです。
なぜかというと、
『相手は自分の足で立って自分の機嫌は自分で直す』
という自分軸をつくるチャンスを
奪われていることになってしまうからです。
すると、ずっーーーと、
相手の機嫌が悪いときは
こっちが何とかしてあげないといけないような、
そんな関係性になってしまうこともあります。
でもでも基本的に、
相手を機嫌を察してご機嫌とりをしようとする人って
本当に優しい人が多いんですよね。
自分よりも相手の幸せを願えるような、
そんな美しい心の持ち主が多いのも実際です。
(優しいとか美しいとか、本人は絶対認めないと思いますが)
心が柔らかくてみんなを愛したいと思うような、
そんな素敵な人が多いのも事実です。
でもそんな素敵な人だからこそ、
『人との境界性』について学ぶことによって
本当の意味で相手も自分も楽になるのです。
相手の問題を変わりに背負ってあげ続けると、
相手が自分の足で立てなくなってしまいます。
それはとっても悲しいことだし、
そんなこと望んでいないですよね。
『機嫌』というのは、
人にどうにかしてもらうものではなく、
常に自分でとり続けていくことが大切。
だからこそ、
機嫌があまり良くないなと『察した』としても、
「機嫌が悪いのは相手の課題。私の課題じゃない」
と課題の分離をすることは
とても大切なことです。
あなたの課題は、
『自分の機嫌を自分でとる』
ということです。
誰かの機嫌をとることに躍起になるのではなく、
「自分はどういった状態だと心地良い?」
「何をすればご機嫌が上がる?」
「何を食べれ気分が良くなる?」
と自分の機嫌をとることに、
もっと意識を向けること。
誰かの機嫌をとらなきゃ‥
という心理が働いているときは、
大抵、
『他人じゃなくて自分のご機嫌をとってください』
という課題が隠されています。
他人を何とかして幸せにしてあげようとするエネルギーを
自分に向けることが必要なのです。
そうして自分の心に耳を傾け、
自分のご機嫌をとることができると、
やっぱり気分良くなります。
気分が良くなった状態だと
余裕が生まれますから、
他人の不機嫌はそこまで怖いものではなくなるし、
「これは相手の問題だなー」と俯瞰する余裕も生まれます。
『誰かの機嫌をとろうと頑張ってしまいそうなときは、
まずは自分の機嫌をとろうと試みること』
これを頭の片隅にでも置いておいてくださいね。
誰かも機嫌をとろうとしなくても、
誰かの問題を背負わなくても、
あなたはあなたで幸せになっていい。
そんな許可を自分に出してあげましょうね。
あなたが幸せになることが、
周りの人を幸せにすることに必ず繋がりますから。
良かったらお気軽にお話しを聴かせてくださいね。
いつも応援していますね。
境界線については、
違うアプローチで過去にも書いていました。
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