自分を大切にする心理学

他の誰にもならなくていい、私は私

こんばんは、野村香英です。

自分に自信のないとき、
周りが輝いてみえるとき、
何かがうまくいっていないとき、

人はよく
「今の私のままじゃだめなんだ!」
と感じて、つい他の誰かになろうとしてしまいます。

他の誰かはもっとしっかりしてるから、
他の誰かはいつも楽しそうにしているから、
他の誰かはちゃんと感情をコントロールしているから、

そう、
他の人が全ての基準になってしまって
「私」の個性が死んでいくのです。

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私が中学生の頃、
三者面談のときに担任の先生から

「クラスの中で『あの子みたいになりたい!』って思う人いる?
その人を真似してみたら、きっともっと良くなるんじゃない?」

と言われたことがありました。

そのとき猛烈に感じたのが
「私は私なのにどうしてそんなこと言うんだろう」
ということと、

「私のままじゃだめだから誰かにならなきゃいけないのか」

という怒りのような感情でした。

昔はそう思っていたはずなのに、

気がつくと
自分はダメだから
自分は足りていないから

誰かになろうとしていたのです。

誰かになろうとしている時は、
確かにモデリングで良い面を受け取ることもあるのですが、

あなたの本来もっている
良いところが失われていきます。

例えば、他の誰かもしっかりしているから
私もしっかりしなきゃと思ってしまう場合、

元々
穏やかな癒し系の雰囲気が素敵なのに

しっかりしなきゃと思うことで
良いところが消されてしまうのです。

例えば、みんな毎日笑顔で過ごしているから
私も笑って過ごさなければいけないと思う場合、

元々
感性豊かで色んな感情を
素直に感じれるパワーがあるのに

無理に明るくしなきゃと思うことで
あなたの良いところが消えていくのです。

他の誰かをみて

「私も〜しなければいけない

と感じる時は注意が必要。

そうしなければいけない、
と思って行動すると

同時にあなたの素晴らしいところも
どんどん消えていってしまいます。

日本人は同調文化で育っているので

みんなと同じ
みんなと一緒

が、良いことで正しいことだと
頭がインプットしています。

だけど、

他の誰かにならなきゃいけないと思いすぎると
あなた自身が自分をわからなくなってしまいます。

カウンセリングで
「何が好きかわからない」と
おっしゃる方も少なくはないですが、

わからないのは
ずっと他の何者かになろうとしてきたり
自分はダメだから「〇〇しないといけない」と思いすぎて

本当の自分を見失った状態なのです。

他の誰かになんてならなくても、
あなたの良いところや魅力は絶対にあります。

他の誰かになんてならなくても、
幸せになることだってできます。

他の誰かにならなくても、
あなたの価値は変わりません。

あなたがあなたらしく
もっと楽に自由に生きるためのサポート
できればと思います!

 

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