こんばんは、野村香英です。
これまた私が過去に完全にハマっていた罠ですが、
『期待に答えようとして頑張りすぎてしまう』
ということ。
「期待に答えないといけない」って、
答えても答えても
結果を出しても出しても
また次も前回以上に今まで以上に
「もっと頑張らなきゃいけない」
というループに陥ってしまうので、
想像以上に自分を疲れさてしまい
燃えつきてしまうこともあるのです。
↑走っても走っても走り続けなきゃいけないのが期待かも‥
「期待に答えなきゃいけない」
という気持ちは私の場合、
上司や目上の人に対して色濃くあらわれました。
いや、
実際に本当にそこまで
「期待」されていたかはわからないですが、
「前回はよかったから、今回も期待しているよ」
って軽く言われるだけでも
『期待に答えないと!いい結果をださないと!』
と頑張りすぎて、
例え良い結果や良い評価をもらったとしても
神経をすり減らしてしまい
疲れ切ってしまうパターンをもっていました。
するとなんかもう、
全部やめたくなるんですよね。
逃げ場がなくなるような感じになって、
もう何もかもやりたくなくなることも。
いわゆる、『無気力』状態です。
これを心理学では燃えつき症候群とも言います。
「期待に答えられればいいなー!」
と前向きにやる気に満ちていたり、
「期待に答えられると嬉しいな♪」
など軽い感じだったら問題はないのですが、
『期待に答えなきゃいけない』
と思っているとしたら、
いずれは燃えつきてボロボロになってしまいます。
‥私のように(笑)
では、
どうしてそんなに自分を追い詰めてまで
期待に答えないといけないのかというと
『無価値感』
が隠されています。
無価値感とは、
「私には価値や魅力なんかありません」
という感情のこと。
心の奥で
「自分には価値がない」
と思っているからこそ、
人の期待に答え、
良い結果や評価を得ることで
自分の価値を獲得しようと頑張ってしまうのです。
本当は、
あなたの価値や魅力は
あなたの心の中にいっぱい眠っています。
それに気づいていないだけなんです。
色んなことで自分を責めて
人と自分を比べては「自分はダメ」って決めてしまって
自分の価値や魅力に蓋をしているだけなんです。
カウンセリングでも
自分の価値や魅力を取り戻すために
まずは自分を受けとめるところからスタートしますが、
きっとあなたは色んな人の期待に答えようと
今までたくさん頑張ってきましたよね。
そんな自分を、
どうか「よくやったね、お疲れさま」って
認めて褒めてあげて欲しいと思います。
そして。
あなたがこの記事にたどり着いたということは、
もうそろそろ、
あなたが背負っている
「誰かの期待」という荷物を
降ろすときがやってきているのかもしれません。
あなたが自分らしく
もっと楽に生きるチャンスかもしれません。
そのお手伝いができれば、と思います。
心から応援しています。
お知らせ
野村香英のカウンセリング情報
カウンセリングをご希望の方や詳細は「提供中のメニュー」、登録者限定のお得な情報や最新情報を知りたい方は「メルマガのご案内」をクリックしてください。