こんばんは、野村香英です。
さてさて9月に入りましたね。
私は何故かさっぱり気分が入れ替わっていて、
とても軽い感じがしています。
やっぱり猛暑が堪えたのかなぁ〜。
今日は、
どうしても良い人を演じてしまう、
または
良い人を演じているからこそ
誰にも言えない問題や悩みを抱えているあなたへ。
『人によく思われたい』
『みんなから好かれたい』
『良い人と思われて慕われたい』
そう強く思っていませんか?
その気持ちが強いと、
自分の価値は他人の評価で決まる
ということになります。
自分の価値が他人の評価によって決定するとなると、
やはりどうしても
他人の前で無理をして明るくしたりだとか
頼まれたことはどんなことでも引き受けたりだとか
「NO」が言えずに
嫌だと思っていることも笑顔で対応したりだとか
そういったことが増えていきます。
そうして
どんどん無理を重ねていくわけですが、
良い人を演じれば演じるほど
何故だか心が追っ付かなくなるような感覚に襲われます。
漠然と生きることはしんどいなぁと感じたり
楽しそうにしている人たちをみて
イライラする気持ちになったり
「あー死んだほうがマシだわー」
なんて思うこともあるでしょう。
そんなとき、
人はアンダーグラウンドを作りやすいのです。
アンダーグラウンドとは
公には言えないような秘密の問題。
問題をつくることによって、
良い人を演じている自分とのバランスをとろうとするのです。
よくあるケースとして、
買い物依存症になってカードローンを繰り返す、
お酒に溺れてしまう、
ギャンブルに走る、
不倫や浮気などの恋に走る、
暴飲暴食(過食)を繰り返す
などなど、
敢えてアンダーグラウンドをつくることで
心の均等をとろうとします。
アンダーグラウンドの問題は
罪悪感を感じやすいので、
「私は実は悪い奴です。だからこそ、頑張って良い人を演じきらなきゃいけないのです。」
という意識が働きます。
そうして、良い人を頑張れば頑張るほど
人からは評価されたり好かれたりするんだけど、
心の中は罪悪感でいっぱいで
良い気分で満たされることはほぼなくなってしまいます。
でも、立ち止まって考えてみると、
みんなから好かれたり
誰からも評価されることって
すっごく難しいことです。
どんなに良いことをやっていても
一割くらいは非難する人はでてくるもんだし、
万人から好かれている人を
私は未だかつて見たことがありません。
自分の価値を人の評価で埋めようとしても、
「もっともっとちょうだい」という心理が働きます。
人の評価、というのは
まるで砂のようなもので、
一瞬は心に入ってくるんだけど
風が吹くとすぐ吹き飛ばされるような、
そんな感じがします。
だからエンドレスになってしまうのです。
自身が抱えているアンダーグラウンドを
今すぐに手放すことはなかなか難しいと思います。
アンダーグラウンドの問題は
何故か中毒性があってすぐにやめられないことが多い。
「生きる」ためには
「このアンダーグラウンドがないといけない」
という心理になっているからです。
だからこそ、私は、
今すぐに手放したほうがいい!
とは思いません。
問題を手放そうを頑張るよりも、
まずは、
自分の価値を自分で見つめていける心をつくる方が
根本的な底上げにつながると感じています。
自分の価値は他人の評価で決定する
のではなく、
自分の価値をちゃんと自分で認めていく
自分を愛そうとする
この意識をつくっていければ
いつの間にか
『アンダーグラウンドを敢えてつくらなくても良いのかも』
という気持ちが芽生えてきます。
良い人を演じてそんな自分を好きになってもらうよりも
長所も短所もひっくるめて好きになってもらえた方が
本当の意味で心は満たされていきますよ。
もしよければ、
良い人を演じなくてもOKが出せるような
そんな心を一緒につくっていきましょう。
心の在り方一つで、
生きやすさは本当に変わってきます。
是非お気軽にお話しを聴かせてくださいね。
いつも応援しています。
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