男女関係の心理

ケンカできることが羨ましい?

私は結婚して5年目です
夫とは色んな紆余曲折を経て(どんなことがあったのか、、は徐々にブログで公開していきますね※夫了承済みなので)、
今の親友のような恋人のような夫婦のような関係性を築けるようになりました。

 

しかし、私たち夫婦は仲がとっても良いのですが、ケンカもたくさんします。
お互いが取り繕っていない自然な感情で接しているからこそですが、時には友人が家に遊びにきているときや、時には実家へ帰って親と一緒にいる空間でも平気で口喧嘩をしてしまうこともあります。

 

一時的に口喧嘩をしても、数分後にはお互いフラットな状態に戻りケロッとしていることが多いのですが、先日友人たちが家に遊びにきた時に私たち夫婦のやり取りを見て驚いていました。
『どうしてケンカできるの?』
と。

 

よくよく話しを聴くと、どうやらケンカができる状態が羨ましかったようです。
お互い我慢ぜずに溜め込まずに、言いたいことを言える。
言い合った後も引きずらないで、またいつも通り仲良くしている。

 

そう、ケンカができる状態というのは、
お互いの信頼関係があるからこそなんですね。

 

もちろん、毎回激しくぶつかり合うとか、ケンカでしかコミュニケーションができないという場合は違います。その辺はまたの機会に記事にしますね。

 

実は私、過去の恋愛では『ケンカ』することができませんでした。
過去に長くお付き合いしていた彼がいたのですが、【自然体の自分】という者を見せたことがありませんでした。
暗い自分・ネガティブな自分を見せると彼に嫌われるのではないか、と真剣に思っていましたので、どんなときでも頑張って明るく振舞っていたように思います。

 

これを心理学の用語では、『補償行為』といいます。
補償行為とは、何かを隠すための行為のことです。

 

『ネガティブな自分は嫌われる』と思い込んでいるために、「明るい」という仮面をかぶって必死に隠そうとするんですね。
彼には嫌われたくないので、それはもう全力でネガティブな自分を隠します。
外からみると、「笑いの絶えない、なんて素敵な女性だ」と、とても楽しそう見られることが多いのですが、本来の自分を隠しているために、明るくて前向きな自分を演じている本人は疲れてきます。

 

それなのに、「他に好きな人ができたから別れよう」と別れを告げられ、極め付けには『君はいつもポジティブだから直ぐに乗り越えて幸せになれるよ』なんて言われる始末で散々でした…。
今では良い思い出ですが、失恋してから数か月間は暇さえあれば自分を否定していましたので、呪いのような自己暗示にかかってしまい、『私は本当に何の魅力もないダメな人間だ』と本気で思っていた時期もありました。

 

***

 

パートナーに嫌われたくない故に、何かしらの「仮面」と被っていると、ケンカなんてできないですよね。
いつも物わかりが良い自分、全てを受け止めてあげる優しい自分、どんな時も明るく振る舞う前向きな自分、このような仮面を被っていないかどうか、今一度自分を見つめなおしてみましょう。

 

仮面を被って補償行為をしている内は、パートナーの愛も受け取りにくくなりますし、もちろんご自身が先に疲れ切ってしまいますから。

 

パートナーとの確固たる信頼関係を築きたいのなら、まず、あなたが補償行為をやめる勇気が必要です。

 

もう仮面を外し、ありのままの自分を見てもらうと腹をくくることが要ります。
しかし、こんな自分受け入れてもらえないんじゃないか、とか疑惑や怖れがたくさん出てくるかもしれません。
私がそうでしたから。夫の前で仮面を外し素直になるには、恥ずかしさもありました。

 

でも。アナタの自己嫌悪も相手にとってみれば可愛いものかもしれませんよ。
嫌われるのが怖いから『良い子』を演じるのか、相手を愛し信頼関係を築きたいから『ありのままの自分』を与えるのか選択していきましょうね。

 

そんなこと言ってもやっぱり補償行為に走ってしまう、、、という場合は、仮面を付けないとやっていけないという強いブレーキがあるのでしょう。
その様な場合は良かったら、カウンセリングをご利用くださいね。
その思い込みは一体どこで、いつ、何のために作られたのか、一緒に見ていきましょうね。

あなたがより自然体でハートをオープンにできることを応援していますね

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