自分を大切にする心理学

感情の波が激しい自分が嫌になる〜揺らぎという女性性〜

こんばんは、野村香英です。

例えば、恋愛がうまくいかなかったり。
仕事が思うように捗らなかったり。

誰かと自分を比較してしまうとき。
周りと比べて自分が「劣っている」と感じるとき。

そんなときに
感情の波が激しくなってしまう‥のが女性でもあります。

今日は、
感情の波が激しい自分が嫌だと感じている人へ。

感情の波が激しくて、そんな自分が嫌いな女性へ

感情の波が激しくて、
その波に呑まれそうになったり

自分でも自分の感情についていけず
しんどい気持ちになる

そんなことってありませんか?

 

「感情は出してはいけない」

「感情は抑えるものである」

そう思っている人って、
本当に多いと思います。

 

感情をいかに出さないか、
感情をいかに抑えるか、
感情をいかにコントロールするか、

それが出来るのが立派な大人!

って思っていませんか??

 

だからこそ、

感情の波が激しいとき、
感情が昂ぶってしまうときに、

自分を自分で傷つける

そんな女性にも沢山逢ってきました。

 

感情の波が激しくなると、

自分に心無い言葉を沢山かけ、
自分の心をボコボコに殴る。

 

そうやって、

自分のエネルギーを自分自身で奪い、

心も身体も疲れ果ててしまっている

そんな人は少なくはありません。

女性である限り、揺らぎがあって当たり前なのです

ホルモンの話になりますが、
めっちゃ大雑把にわけると、

脳内伝達物質であるホルモンと
女性ホルモンがあります。

この女性ホルモンにも揺らぎがあり、

揺らぎを通して月経が起こります。

 

女性の身体って、
元々が「揺らぎ」があって当たり前なのです。

 

そしてホルモンの影響により、
感情も左右される

というのが、また女性です。

 

簡単に言うと、
生理前は感情の波が激しくなったりします。

更年期に入ると、
感情の波が激しくなったり。

 

そうやって元来女性は、
「揺らぎ」と共に生きています。

揺らぎがあって、当然なのです。

 

その揺らぎを無視して、

男性的な思考をしようと思ったり
とにかく気力で頑張ろうとしたり

感情を抑えよう切り捨てよう
理性だけを働かせよう

そんな風に
男性性を強化してしまうと、

やっぱりどこか
おかしくなってしまいやすいんですよね。

 

この場合、
身体に不調が出やすくなるケースが多いなと
私は感じています。

もちろん心の安定も取れなくなります。

揺らぎという女性性を受け入れる

「揺らぎ」は女性性そのものです。

季節に春夏秋冬があるように、
揺らぎがありますよね。

波のような揺らぎは、
女性性ならではの美しさです。

揺らぎがあるからこそ女性として美しい、とも言えます。

 

だからこそ、

感情の波に逆らって、

「どうにか抑えよう」
「もっと理性を保たないと」

「感情をどうにかコントロールしよう」
「感情は出さないのが大人だ」

としてしまうと、

揺らぎがあること自体(女性性)を
否定していることに繋がります。

 

大切なのは、

揺らぎがある女性性を受け入れること。

 

感情の波はあって、当然なのです。
それで普通なのです。

波があって良いのです!

変にコントロールしようしようと
努力する方が、

逆にしんどくなったり
出来ない自分を責める結果に繋がります。

 

私も感情の波、ありますよ。

あって当然であると思ってます。

ただ大切なのは、

波に逆らわないことです。
サーフィンのように波乗りすること。

 

「悲しい」「しんどい」
「苦しい」「焦り」

そのような波がきたら、

「そうだよね、悲しい気持ちになるよね」

「焦ってしまっているんだね。そうだね。」

「色々頑張っているから、しんどくなってしまっているのかもね」

と、ただただ受けとめる。

 

どんな感情にも良い・悪いはありません。

どんな感情を感じても、
ただただOKなのです!

ネガティブな感情に「✕」をつけて、
どうにか抑え込もうとしても

それは逆に溢れ出してしまいます。

ネガティブな感情に✕をつけるほど、自分や誰かを攻撃してしまう

ネガティブな感情に
✕をつければつけるほど、

実はとっても逆効果です。

 

余計に波が激しくなって
呑み込まれてしまうか、

感情が暴れだして
手のつけられないものになります。

 

感情が暴走してしまうと、
人は自分や誰かを攻撃しがちになります。

自分を責めまくっても
それでも足りない場合は、

「他の誰か」に向けられます。

 

攻撃する対象は
自分と一番心理的距離が近い人です。

それでも足りない場合は、
世間とか、輝いてみえる人とか、
不特定多数に攻撃をする人もいますが、

多くは
彼氏とか夫とか、親とか子どもとか、

そういった心理的距離が
一番近い人に向けられます。

 

感情が暴れて、
大切な誰かを傷つけたり
心ない言葉を言ったり、

結局誰が一番傷つくかというと、

自分自身でもあるのです。

 

人は「悪いことをしてしまった」と感じると、
罪悪感を抱きます。

※表面上感じていなくても、
無意識下で罪の意識が重なっていきます。

罪悪感は
「自分は毒です」という感情のこと。

この「自分は毒です」という感情があると、
必ずまた、自分を傷つけるようになります。

 

「自分は毒である」

ということを証明しようと
無意識が働いてしまうので、

嫌な出来事や
トラブルに出くわすことが多くなったり

対人関係で問題が生じやすくなります。

 

他人を攻撃すると
タイムラグはあるのですが、

周り回って自分に倍返しがくる、ということです。

 

そんな悲しいことにならないためにも、

ネガティブな感情に「✕」をつけないこと。

 

ネガティブな感情の波があっても良いのです。
それは全然、悪いことではありません。

どんなことを感じても良いのです。
感情はあなただけのものですから。

 

ただただ、

どんな感情を感じていたとしても、

否定したり抑え込んだり
理性でどうにかコントロールするのではなく、

「うんうん、そうだよね」
「そう感じてしまっているんだよね」

そんな風に「OK」を出してあげましょう。

 

感情の揺らぎにOKを出すことができると、

感情が暴れだして
暴走するということも

徐々に少なくなってきますよ。

感情を上手にサーフィンする、そんな女性にあなたもなれる。

本当に最近とてもよく感じますが、

学校とかで
「感情について」「感情との付き合い方」
の授業があれば、

私たちの心はもっと豊かになるのにな〜

と思っています。

 

だからうちの家では子どもたちに、

今どんな感情を感じているのか
言葉にさせることが多いのですが、

感情をちゃんと言葉として
認識することができると、

自然と落ち着いていくんですよ。

子どもが理由もわからず
癇癪を起こしているとき、

「悲しい」「悔しい」「怒りが湧いている」

など、言葉にさせて認識させてから、

「そうか〜、そう感じているんだね」

と認めてあげるだけで、
気持ちは落ち着きを取り戻し始めます。

 

かくいう私自身、

自分の感情が
どうにもコントロールできないと、
悩んでいた時代が長かったです。

「自分が自分の感情についていけない」

そう思うくらい
アップダウンが激しくて、

どうにかしてコントロールしよう
感情を抑えて大人になろう

そんな間違った努力ばかりしていった結果、

感情に振り回される時期を
とても長く過ごしてしまいました。

 

そして一番距離感の近い人や
自分自身を傷つけ、
更に感情が暴走するという

そんな負のループを長く経験しました。

 

だからこそ、

感情との付き合い方や
感情の解放のついて

よく学んできた自信がありますが、

「誰だって感情を上手にサーフィンできる女性になれる」

と感じています。

 

自分自身を知り、
自分の揺らぎ(女性性)を受け入れ、

感情に善悪をつけないこと。

どんな揺らぎも
あなた次第です。

大波にするのか、穏やかな波にするのか。

 

自分の感情と上手に付き合いたい、

そう思う人のサポートができれば幸いです。

うまくサーフィンできるようになれると、
結果周りの人をも幸せにします。

もちろん、自分も。

 

自分の幸せに責任をもって、

まずは自分を知るところから
一緒に始めてみませんか。

いつも応援していますね。

 

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