自分を大切にする心理学

「軽やかさ」という女性性の魅力〜被害者意識から自分らしさへ〜

こんばんは!
心理カウンセラーの野村香英です。

とうとう12月がやってきましたね。

2023年が感謝で終わり、
そして素晴らしき2024年を迎えることができるよう、
心からお祈りしていますね。

さて今日は、
軽やかさという女性性と被害者意識から抜ける方法についてです。

「軽やかさ」というエネルギーの魅力

エネルギーって目には見えませんが、

なんかこの人の空気感って重いなぁ〜
なんかあの人の空気感って軽やかで素敵だな〜

って感じることはありませんか?

たぶん多くの人は感じたこと、あると思うんですよね。

 

ちょっと想像してほしいのですが、

文句や悪口ばっかり言ってて
他人に怒ってばかりいて
何でも人のせいにばかりしている人の空気感って軽いと思いますか?
重いと思いますか?

はい、答えは「重い」ですよね。
(誰とはなしてんねんwというツッコミをください)

やっぱり依存的(被害者的)なフェーズにいる人は、
「重さ」の空気感を感じさせる人が多いです。

うまく表現できないんですが、
なんかこうベタっとしたような感じを受けることもあります。

 

反対に「軽やかさ」のエネルギーを身にまとっている人は、
爽やかな空気感を感じさせる人が多いです。

人はそんな「軽やかさ」に魅かれるので、
男女問わず人から好意を持たれることも多くなります。

そして「運」というのは
人が運んできてくれることもたくさんあるので、

ラッキーことが多かったり
困ったときは誰かが救ってくれたり

仕事でも助け合える仲間現れたり
事業がいい感じで好調続きになるなどなど、

良いこと尽くし!なのが
「軽やかさ」の魅力ではないかと思います。

重いエネルギーの被害者意識はなぜ苦しいんだろう?

軽やかさのエネルギーは

「私は被害者でも加害者でもなく無害者ですよ〜」

という状態から作られています。

 

逆に重いエネルギーの人は
被害者意識で心がいっぱいになっているかも。

「私が今しんどいのはあいつのせい」
「私がお金もちになれないのは日本の政治のせい」

「私の恋愛がうまくいかないのは、過去の男のせい」
「私の人生がうまくいかないのは、過去のあいつらのせい」

などなど、、、

誰かに常に怒り(癇癪)や恨み辛みを感じていて
「誰かのせい」で私はうまくいかない!と思っている状態のことです。

 

でもね、
この被害者意識はみんな通る道だし、
被害者意識になっているのが「悪い」わけではないんですよ。

私だって最近も、
「夫が宅配BOXのカードキーをちゃんと定位置に戻してないから、探すのにめっちゃ時間かかったわ!あいつのせいで私の時間が無駄になった」
とイライラした出来事がありましたが(なんてしょーもない笑)、

「あいつのせいで」って
完全に夫のせいにして私は被害者意識になっていたんですよね。

 

その被害者意識にいるときは、
「夫に頼んだことやってくれてない!(だから私ばっかりやらなきゃいけない=被害者)」
「子どもたちがおもちゃ片付けてない!(だから私は気持ち良くすごせない=被害者)」
と、自分が被害者であることを証明しようとするような物事ばかり目につきます。

確かにカードキーを戻していないのは
夫の原因がありますが、

イライラしてまで探し出そうとしているのは私です。
(夫が帰宅してから聞けばいいのにね)

そのイライラを他の物事に派生させているのも私。

 

少し時間が経ってから、
「あ、私は被害者意識にはまって自分を苦しめていたな」と内省しました。

 

こんな私のように
日常でも被害者意識になってしまうこと
みなさんにもあると思いますが、

重いエネルギーの人は
ほぼほぼ日常的に被害者の立ち位置にいます。

 

心の中に「あいつのせいで!」が大きくある分、

「私には解決できる力もありません」
「他人がどうにかしてくれないと変われません」

という被害者意識も強化されていくので、

「自分には、なんの力もない」
「自分には幸せな未来を手にする力もない」
「自分は幸せになんかなれない」

という感覚が育ちます(意識または無意識下で)。

 

だからこそ、
人になんとかしてもらおう
誰か他人に幸せにしてもらおう
おんぶに抱っこしてもらおう

という期待も大きくなるので
その期待通りにいかなかったときに「裏切られた!」という気持ちも強くなります。

だから対人関係がうまくいかなかったり
人とくっついたかと思えば急に切り離したり
人間関係のリセット癖がついたり、

重い空気感をもっているので
人から遠ざけられる感じがしたり

彼やパートナーとうまくいかないことが多かったり。

 

この繰り返しで
誰が1番悲しくて苦しい思いをするかというと、
答えは「自分自身」なんですよね。

そう、被害者意識を持ち続けることで
1番苦しい思いをし続けるのは、自分です。

 

この悲しいパターンを卒業するために
大切なことを次に書きたいと思います。

被害者意識を手放すとき

被害者意識を手放すとき、

私も含めて多くの人は
「腹がすわったような、括れたような感覚」になります。

「私は被害者ではなく、無害者だ」
と思ったとき、

「これから先の未来は、自分次第でどうにだってなる!」

という明るい兆しも感じることができるでしょう。

実際に無害者意識でいるときって、
本当に明るい未来がやってくることが多いです。

なぜならあなたが見ている世界は、
自分の心を反映しているだけですから。

 

じゃぁどうやって
被害者意識を放つかというと、

まずは「かわいそうな被害者」でいることを
自分が選んでやっている、ということを自覚することです。

ここ、
人によってはとても難しいと思います。

だって人のせいにしていれば、
自分は変わらないで文句を言い続けられるし
ずっと人のせいにし続けられるし、ある意味「楽」だからです。

そうそう楽なんですよね。

文句を言い続ければ、
恨み続ければ、

「自分は正しい」という立ち位置を死守できるのですから。

ある意味楽なんですけど、
やはり問題が次から次へ発生するので
やっぱり自分が1番苦しくて悲しい思いをするわけです。

 

「かわいそうな被害者でいることを、自分が選んでやっている」

それを真正面から受けとめることができれば、
それはもうとても素晴らしいこと。

既に被害者意識から片足は抜け出せています。

「私は被害者ではなく、無害者である」
これをブツブツ日常で唱えるのも効果がありますね。

「無害者である」
と自覚したとき、自分にもパワーがあることを思い出すでしょう。

 

その次に、心の中にある怒りや恨み・辛みを丁寧にみていきます。

ここはカウンセリングで扱う領域です。
1人でやろうとしたら難しいところでもあります。

怒りや恨み辛みは鍋の蓋のようなもので、
未昇華の感情(例えば悲しい、愛してほしい、理解してほしい、罪悪感など)は鍋の中に入っています。

この昇華されていない感情が
グツグツと煮えたぎっていて、

それに怒りという蓋を使って
閉じ込めてしまっているからこそ、どんどん拗らせていくんですよね。

カウンセリングでは
蓋の下にある感情を昇華させるアプローチをします。

そうやって自分の本当の感情を解放したとき、
人によっては「あなたが恨んでいる出来事は、実はギフトだよね」「視点を変えてみると、それって愛だったよね」ということも起こります。

すると誰かに許しの気持ちをもてることもあれば、
「まぁ、もういいか」「まぁ仕方ないや」という良い意味での諦め(手放し)を感じることも起こります。

蓋の下の感情を解放したら、
心に余裕(スペース)も大いにできるので

その余裕が「軽やかさ」にも繋がっていきます。

 

そしてここからが、
本当のあなたの人生のスタートです。

被害者意識を捨てて
心の底から無害者を選んで生きると、

以前身に纏っていた重たいエネルギーはどこへやら、
軽やかに自分らしく生きていくことができるでしょう。

軽やかさは女性性の素晴らしい魅力であるということ

軽やかさというのは
女性性の素晴らしい魅力の1つです。

「自分らしく」人生を楽しんでいる人は
みんな例外なく軽やかだな〜と感じます!

自分の直感や感性・感覚にYESをだして
無理に頑張ろうとせず自然体で流れに乗る、

この感じが「軽やかさ」だと思うのです。

 

「私の未来は例え何かが起こっても、きっと自分次第で何とかなるわ〜」

と思えているからこそ、
深刻さもあまりないんですよね。

言葉通りで、軽やか〜な爽やか〜な空気感といつも一緒です。

 

軽やかさを身につけるためには、
まずは被害者意識から抜け出すことが大事ですね。

そして無害者の立ち位置で
自分の人生を存分に楽しんで
クリエイトしていきましょう。

軽やかさという魅力があれば
きっともっと楽にスムーズに事が運んでいきますよ。

大丈夫、
きっとあなたにだって誰にだって
元々軽やかさはあるはずだから。

今「軽やか」でない人は、
ただ蓋をして閉じ込めているだけ。

あなたの魅力も
自分の未来のために解放していきましょうね。

少しでもお力になれれば幸いです。

いつも応援していますね!

 

心理カウンセラー
野村香英

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