自分を大切にする心理学

人との距離感がわからない、バウンダリー(境界線)の問題

こんばんは、野村香英です。

ずっとバウンダリー(境界線)の問題は
記事にしたいなと思っていたのですが、
なーんかうまく書けずにいました。

でも最近、面談カウンセリングをする中で

『人との距離感がわからず詰めすぎてしまう』
『人とどう関係性を詰めればいいのかわからない』
『最後の一歩の距離が埋められず親密になれない』

などなど、

バウンダリーの話をよく聴くようになり、
距離感の問題で悩んでいる人って
結構いるような気がして記事にしよう決めました。

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↑ハリネズミに距離を近づけすぎると痛いかも‥

人との距離感がよくわからなくて
詰めすぎたり、または空きすぎたり、

バウンダリーの問題は色んなところで現れます。

好きな人との間で現れたり、
友人、家族、職場で現れることもあるでしょう。

バウンダリーの問題がどうして起こるのかというと、
私がカウンセリングで扱うケースの多くに
『母親が過干渉だった』とう場合があります。

お母さんが過干渉で、
グイグイとあなたの領域に踏み込んで
コントロールをしたり
お節介を焼いてくるタイプだとすれば、

日常的にお母さんに境界線を踏みにじられていた、
ということになります。

自分の世界に無理やり入ってこられて
境界線が曖昧になる経験を繰り返していた、
ということです。

この状態は「母子癒着」をつくりだします。

母子癒着は、
「母が落ち込んでいると私も落ち込んでしまう」
「母が悲しむと私も悲しい」のような感じで
私とお母さんの考えや感情が一体になっている状態です。

で、バウンダリーの問題は
母子癒着を物や人に転移してしまいます。

相手と自分の間に境界線がもてない、
相手と自分の考えの区別がつかない、
相手と自分は同じ気持ちでいなければいけない、などなど

人と私の間の境界線が曖昧になって
距離をつめすぎたり、
あるいは関係性が壊れるのを怖れてあけすぎたり、
という問題がでてくるようになります。

「母子癒着」が原因での
バウンダリーの問題は本当に多いんですね。

この場合私のカウンセリングで扱うときは、
まず「あなたの傷」を癒すことから始めます。

過干渉がひどかった場合は
自信がもてずに自己肯定感が皆無の人も多いので、
自分の痛みや傷を解放し、
自分を受けとめることからスタートします。

その次にお母さんとの関係で
傷ついたことなどを見つめていき、
セラピーを取り入れつつ癒していきます。

また「最後の一歩を詰めて親密になれない」
というバウンダリーの問題は、

『自分の嫌なところを相手に見られたくない』

という自己嫌悪の問題にも直結します。

こういう場合、
「私の嫉妬深いところをみられるのがいや」
「私の性格悪いところをみられたくない」
「私の黒い部分に触れられたくない」

など、
自分が嫌っている要素を相手に知られてしまうと

『きっと相手から失望されたり嫌われるに違いない』

という強い思い込みが隠れているのです。

そう、思い込みなんですけどね。
思い込み。

『自分が嫌っているから相手からも嫌われる』
と投影し思い込んでいるのです。

この場合、私のカウンセリングで扱うときは、
腹黒くて嫉妬深くて嫌な面がある‥
「そんな自分を許す」ことに取り組んでいきます。

結局は自分で自分を受け入れることができれば、
それを相手にも投影するので、
相手からも受け入れられるだろう、と思えるようになるのです。

すると自然と大切な人とのあと一歩が
埋まりやすくなって親密感を手に入れることができます。

また自分の嫌いな要素を
『短所ではなく長所のギフトとして受け取る』
セラピーをおこなうこともあります。

色々と今日はやけに真面目に書きましたが、

自分がバウンダリー(境界線)の問題を抱えているからって、
それが悪いわけでも
おかしいわけでもありません。

結構多くの人が
なんらかのバウンダリーの問題を持っていると思います。

ただ、あなたがもっと
楽に人との関係性を築けるように
適切な距離を保てるように
私と一緒に自分を癒すことから取り組みませんか?

バウンダリーの問題を抱えいる人に届きますように!

 

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