こんばんは!
心理カウンセラーの野村香英です。
秋の気配がしてきましたね。
大好きな夏が終ってしまい、
ちょっぴりさみしいような、穴が空いたような、そんな感覚です。
が、秋は秋で楽しんでいこうと思います!
さてさて今日は、
男性性強め女子に告ぐ、あなたらしい生き方を。
Contents
「もう傷つきたくない」男性性強め女子のマインド
私のクライアントさんには
男性性強め女子が多いのですが、
私が思う男性性強め女子とは、
・人に頼ることが苦手
・人に甘えることが何かよくわからない
・なんなら人に頼むよりも自分でやった方が早いし楽
・リラックスしたり緩むことが難しい
・いつも思考を動かしている(頭の中が忙しい)
・人のことをあまり信用していない
・傷つけられないようにいつも武装してる
・弱音を言えない、自分の弱さは隠す
・本音をさらけ出すことができない
・いつも何か(例えば上司とか)と闘いがち
・人に負けたくない(特に仕事とか)と競争しがち
・仕事はそこそこうまくいくけど恋愛がうまくいかない
・なぜかお父さんと心理的距離ある
そんな感じかな。
イメージで言うと、
リボンの騎士のサファイア姫やムーラン、みたいな感じでしょうか。
本当は「女の子」なんだけど、
「男の子」のようになろうとして強がって生きている感じです。
じゃぁなぜ強がって
男の子みたいになってしまうかというと、
過去に大きなハートブレイクを経験したから、です。
それは、
子どもの頃から甘えられる環境下になかった
兄弟や周りと比べられて育った
長女としてしっかりした私を求められていた
お母さんの方が弱い人だったので守らなければいけなかった
父の愚痴を言う母を受けとめていた
などなど幼少期の頃に「自動的に早くに自立しなければいけなかった」場合、甘えるとか頼るとか誰かに心底依存するとか、そういう子ども時代に大切なプロセスをすっ飛ばして大人になるため、男の子的なマインドになってしまいます。
「甘えたい」「頼りたい」を叶えることができなかった
大きなハートブレイクをもう2度と経験したくない
そんな根底には悲しみがあるのですが、
悲しみは無視して傷つかないためにだけ生きるのです。
カウンセリングをしていても、
名探偵コナンみたいな人にめちゃくちゃ多く出会います。
子ども時代の話を聞けば聞くほど、
「外見は子どもだったけど、マインドは親より大人で自立のマインドだね」という感じです。
男性性強め女子は受け取れない。
男性性強め女子は、
大人になると高確率で剣と盾を持ちます。
そして鎧を着ています。
それは
「誰にも傷つけられないように」
「誰にもバカにされないように」
「誰にも負けないように」
「誰にもコントロールされないように」。
だから見た目は
クールビューティー的な人がわりと多いなと感じます。
「冷静そう」
「動揺しなさそう」
「堂々としている」
みたいな印象を与えている人も多いのではないでしょうか。
けれど剣と盾をもっている自分を想像してみてください。
両手が塞がってしまっていますよね。
そう、この状態だと
「誰かがあなたに向けてくれている愛」も
実は全部跳ね返してしまう(受け取れない)という問題がでてきます。
人の愛情や人が与えてくれているものを
うまく受け取ることができないため、
セカンドの恋に落ちやすい傾向にもあります。
セカンドの恋とは
相手に奥さんがいるいわゆる不倫の状態や、
彼に本命の彼女がいるセフレ状態、
彼に大切にされていないとわかりつつ
塩対応の男性を追いかけてしまうとか。
そうでなくても、
夫や彼が向けてくれている愛情を
剣や盾で跳ね返してしまうため
相手が自信を失って離れていくとか、
そういうことも多々起こりやすいのが実際です。
あと「受け取れない」問題は、
自分の本当の願いや望みを叶えることができない
そういった壁にもぶつかります。
チャンスが目の前に来たとしても、
幸運が転がってきたとしても、
鎧を着ているので前がよく見えていません。
「本当は素敵なパートナーがほしい」
と頭では思っていたとしても、
鎧を着ている以上、どうしても傷つくことを恐れてしまいチャンスを無視してしまいます。
もう二度と傷つかないために、
剣や盾を持ち鎧を着てしまうのですが
逆に剣や盾を持ってしまっているからこその
生きづらさや悲しみを感じるようになるのです。
男性性強め女子ほど、本質の女性性が美しい
多くの人をカウンセリングしていて想う
私の感覚ですが、
実は
「男性性強め女子ほど、本質の女性性は美しい」と思います。
男性性強め女子ほど、
本当は繊細で敏感で感覚や感性が素晴らしい人が多いのです。
(本人は隠しているか本来の魅力を出さないように封印していますが)
男性性が強めということは、
それに比例して本来持っている女性性も実は大きいのです。
実際にカウンセリングでは
男性性強めで生きてきた女性の
剣や盾や鎧を捨てて
本来の自分を取り戻すプロセスを一緒に歩んでいくことがあります。
(というか、この傾向のカウンセリングはめちゃくちゃ多いです)
剣や盾や鎧を「もう私には必要ない」と思えるように、
「自動的に早くに自立しなければいけなかった」その悲しみと向き合うこともあれば、「私は本当は愛されていた」ことを感覚で受け取るワークをしたり、剣や盾を持たなければいけなかった自分の過去の傷を癒すことをやります。
すると、
素晴らしく柔らかく美しくなる人が多いんですよね。
本来もっている質の良い女性性が自然と開いて、
びっくりするくらい変わる人もいます。
剣と盾を捨てることができると
両手が空いて「受け取る」体制がとれるので
人が向けてくれている優しさや
この世界に愛されているということ
この世界は優しいということ
そういう感動や体験がどんどん見えてきます。
そして今まで起こらなかったような出来事も当然起こりやすくなります。
最近数名のクライアントさんで立て続けにあったのが、
「今まで全くなかったのに、男性を紹介したいと声をかけてくれる人が現れた」という話。
受け取る体制(女性性が開いている状態)ができていると、
勝手に外からやってくる
誰かが運んできてくれる
これは別に奇跡なんかじゃなくて
超あるあるなんです〜。
他にも長年婚活がうまくいかないままだったのに、
数年振りに婚活を再開して1人目に会った人と結婚が決まった
会社の男性社員や対立していた上司がみんな優しくなった
敵対していた人たちと本音で話せるようになり
チームワークが作れて仕事が楽しくなった
長らくずっと願っていた子どもを授かった
頭ばっかり使って生きてきたけど、
自分の感覚や感性を信頼できるようになり運がすこぶる良くなった
転職して自分の人生を楽しめるようになった!
という人もクライアントさんの中にいらっしゃいました。
私自身も「自分の願いや望みは全て叶えてきた」と思います。
最たる例が、
以前賃貸マンションに家族で住んでいたころ、
マンションのベランダから見える
最上階でルーフバルコニーが大きく素敵なマンションがありました。
「あのマンションの、あの部屋に住みたいな〜」
なんてベランダで洗濯を干す度に想っていたのですが、
その1年後くらいに
「あの部屋が売りに出されるよ!」
という情報がたまたまやってきて
速攻で今住んでいるマンションを契約するに至りました。
16年くらい一緒にいますが
いまも大好きでリスペクトする夫や子ども、
都内にある自分のカウンセリングサロン、
大好きなこのカウンセリングの仕事、
日々嬉しいことがある生活、
心も物質的にも全てにおいて満足しているのは
別に特別なんかじゃなくて
私自身が自分の女性性を活かして生きているからだと思います。
剣や盾を捨てて
「受け取る人生」を生きた方が、
楽で自然体でハッピーに生きれるようになるのです。
その人生をあなたも歩んでいきましょう。
誰にだってそのパワーは心の中に眠っています。
そしてオールを手放して流れるように自然体(サレンダー)で生きていく。
闘う・負けたくない・競争など
剣や盾をもって男性性を使った生き方は
例えるとまるで
ボートに乗ってオールを持って
川を逆流しようとしています。
必死になって川を逆流しようとしているので、
燃えつき感に襲われてしまったり
身体が疲れてしまったり(病気や心身の不調)
色んな問題と対峙しなければいけなくなります。
逆に受け取る体制に変えて
本来もっている女性性を使った生き方は、
オールを捨てて
川の流れに身を任せて
自然に流れていく感じです。
すると、必死になってオールを持って
逆流しようとしていた時には気づかなかった、
河岸にいる優しい人たち
ボートに一緒に乗りたいと言ってくる人たち
素晴らしい景色
自分や周りを信頼する力
そういう素敵なものがクリアに見えやすくなるんですよね。
自然に流れていくことを
「サレンダー」といいますが、
自分でなんでも何とかしようとするのではなく、
逆らわずに受け取っていく方が
男性性強めで生きるよりも
1000倍くらい楽でハッピーな人生になっていきます。
自分を幸せにしてあげられるのは、あなた自身です。
剣や盾を捨てて
自分の願いや望みを叶えていく
そんなパワーはどの女性の心の中にもあります。
あなたがつくっている世界は
あなたの心の在り方(マインド)の反映でしかないのですが、
「もう傷つけられたくない」マインドを卒業していきましょう。
剣や盾はもうボロボロになっているはずです。
いつからだってリスタートはできます。
自分をもっと楽に自然に愛して、
素敵な景色をプレゼントしてあげましょう。
少しでもお役に立てると幸いです。
心理カウンセラー
野村香英
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