こんばんは。心理カウンセラーの野村香英です。
さて12月に入りましたね。
冬の澄んだ空気感めちゃくちゃ好きです。
うちのバルコニーから富士山が見えるのですが、
夕焼けと富士山のコラボが素敵なんですよ。
なぜか拝みたいような
有り難い気持ちになります(笑)
それは置いといて、
今日は「親への罪悪感はもつ必要はない」ということを。
「もうあなたは充分役に立った」ということ。
私の子どもは5歳息子と2歳娘の2人です。
まぁ毎日下ネタでやかましい!(笑)
小さな男の子あるあるですが、
「う○こ」「お尻」とかそういう類が好きで、
私「今日保育園で何したの?」
息子「う○こ!!」
と大きな声で返してきます。
何かにつけて「う○こ」です。
毎度私も笑ってしまうのですが(笑いのツボが浅い)。
(ごめんなさい、お下品でm(_ _)m)
そんなクレヨンしんちゃんみたいな息子ですが、
5年前の12月に生まれました。
仕事が大好きな私は、
果たして赤ちゃんのお世話なんぞできるのか?!
料理を作るのも苦手だし(未だに)、
毎日同じことして過ごすのも苦手だし(もちろん今も)、
「ちゃんと人を育てられるのかな‥」
と不安に思っていました。
(ちなみに5年経ったいま、「ちゃんと」育ててる自信はゼロ(笑)。一緒になって下ネタを言って笑って、一緒にゲームをして、ただただ面白く過ごしてるだけ)
けれど、息子がいざ産まれてみて思ったこと。
「ただ産まれてきてくれただけで、一生分の親孝行をしてもらった」
ということです。
「頑張って産まれてきてくれて、ありがとう」
それ以外に思いつく言葉はありません。
それからどんどん大きくなっていきましたが、
可愛い姿をいっぱい見せてもらいました。
もちろん良いことばっかりじゃなくて、
風邪を引いたり癇癪を起こしたり
私も余裕があまりにないときはイライラしたり(笑)、
大変なこともあるのですが、
いつも子どもの眼差しはまっすぐで
本当にママが大好きなんだな、って思います。
ただ産まれてきてくれただけで、
私だけじゃなく、
夫や友達、周りの人もとても喜びました。
赤ちゃんを見る目はみんな優しくって
色んな人に抱っこしてもらいました。
息子という赤ちゃんを通して
私が色んな人の愛情に触れることもできました。
そう、あなたはもう憶えていないと思いますが、
「ただ産まれてきた」
それだけで色んな人を喜ばせています。
例え一瞬であろうとも、心から笑顔にしています。
色んな人の心に優しさや愛情を届けています。
「産まれてきた」
ただそれだけでも、
充分誰かの役に立っているのです。
だからこそ、
親に対する罪悪感は持つ必要はありません。
産まれてきたことで、充分です。
もう充分、役に立ちました。
あとは自分の人生。
親と反りが合わなくて罪悪感を持つ必要も、
親の期待に答えられなくて罪悪感を持つ必要もない。
「どんなことがあっても親とは絶対に仲良くしなきゃいけない」
そんなルールも本来ありません。
「仲が悪い」「合わない」それでも良いのです。
それぞれが違う場所で幸せになったって良いのです。
親の幸せは親が自分で作る責任があります。
自分の幸せは自分で作る責任があります。
私の子どもはまだ小さいですが、
「産まれてきてくれて一生分の親孝行をしてもらった」ので、
この先子どもたちがどんな人生にしようとも
後ろでずっとエールだけは送り続けようと思います。
そして私は私で
自分の人生をこれからも幸せにしていこう、そう思うだけです。
あなたは自分の親にどんな罪悪感があるのだろう
「親に対する罪悪感」
カウンセリングでよく出てくるキーワードの一つです。
罪悪感って、
「私は悪い奴です」という感情のことですが、
親に対する罪悪感って
重い荷物を背負っているような感覚と似ています。
「早くに親が亡くなってしまって親孝行できなかった‥」
「いなくなる前に、もっと優しくしてあげれなかった」
「親と合わないから決別してるけど、私は悪い子だ」
「親と疎遠になっているけど、私は親不孝だ」
「周りは親と仲良くやっているのに、仲良くできない私は冷たい人だ」
「親の期待や希望を叶えてあげられない私はダメな子」
「親の期待に添えず、自分の道を歩く私は悪い子」
このように親に対する罪悪感って、色んなケースがあります。
もうこの世にはいない親への罪悪感。
反りが合わない親への罪悪感。
期待に答えられず、反発はしたものの心に残る違和感(この違和感が罪悪感です)。
罪悪感って先程も言った通り
「私が悪い」という感情ですが、
「私が悪い」が心の奥にあると、
心はあなたの悪を証明しようと動きます。
「私が悪いんだ」と感じさせられるような、
そんな出来事に直面しやすくなります。
心って単純なんですよね。
心の在り方(マインド)は、私たちが見る世界に反映されます。
これからの未来を自分で幸せにしていくために
私の2歳になった娘は
ミスチルの「くるみ」という曲から名前を考えました。
そのまま「くるみ」ではないのですが、
「これから来る未来が素晴らしいものになりますように」
という意味があります。
※YouTubeにくるみのPVがあるのですが、感動します!
けれど、
「未来を幸せなものにするかどうかは自分次第」です。
娘には自分の足で幸せを歩んでいけるような、
そんな人になってほしいなぁと思います。(もちろん本人次第ですが)
自分のこれからの未来を幸せにするためにも、
親に対する罪悪感は
できるだけ手放してOKです。
重い荷物のような、十字架のような、
そんなものは背負わなくて良いのです。
産まれてきただけで、
誰かにありったけの愛情を振りまいて、
もう既に充分役に立ったのです。
「親に対する罪悪感が消えない‥」
そんな時は是非お話を聴かせてくださいね。
優しい人ほど
罪悪感を持ってしまうものですが、
その優しさをもっと
「自分に」向けれるように
カウンセリングで一緒にトライできれば幸いです。
自分の未来を幸せに彩っていきましょう。
その権利、あなたにもあるのだから。
いつも応援していますね。
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