最近ネットの記事で、とっても良い言葉を見つけました。
「お前は人に迷惑をかけて生きているのだから、人のことも許してあげなさい」
この言葉は、インド人の親が子どもに教える言葉です。
インドと日本では文化も全く違いますが、私はこの言葉に感動しました
私たち日本人は、幼い頃から親に、
「人に迷惑をかけてはいけません」
と教えられることが多いですよね。
実際に、「人に迷惑をかけてはいけない」精神から、きっちり時間を守ったり人との約束には誠実に対応する方は多いと思います。
外国の友人が言っていましたが、「日本は電車も時刻通りにくるし、どこのホテルに泊まっても素晴らしいサービスをする。みんな親切だ」と。
それが日本人の良いところ!!
ただ。
あなたが、『人に迷惑をかけてはいけない』と強く思いすぎていると、他人に対して厳しい目線を向けてしまうこともあるのです。そして自分にも。
人は、自分が禁止していることをしている人をみると、とっても腹が立つのです。
例えば、『待ち合わせには絶対に遅刻してはいけない』というルールをあなたが忠実に守っているとします。
すると、友人が『ごめーん!!電車に乗り遅れて…』と5分遅刻して待ち合わせにくる。
これが、許せなくなるのです。
友人に対して寛大な気持ちにはなれず、許せなくなります。
そして反対に、『絶対に遅刻してはいけない』と己にルールを課している本人が、何かの理由で待ち合わせに遅刻してしまったら…、
『時間も守れない自分なんて最低だ』と、大きな自己嫌悪に陥り、罪悪感でいっぱいになることもあるのです。
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人に迷惑をかけてはいけない、と強く思っていても、私たちは人間ですので無意識的に迷惑をかけてしまうこともあるかと思います。
心豊かに生きるためには、
「お前は人に迷惑をかけて生きているのだから、人のことも許してあげなさい」
この言葉がピッタリくると感じます。
誰かのことを『許す』ってカウンセリングでもたくさん扱いますが、これがなかなか難しいんですね。
執着を手放す、誰かを許す、この2つは私も経験がありますが大いに悩みました。
執着を手放す、誰かを許す、この2つは私も経験がありますが大いに悩みました。
1人でやろうとすれば難しいですが、そんな時はカウンセラーの力をかりてみてくださいね。
『誰かを許したい、けど許せない』この葛藤の期間は辛いものです。
しかし、あなたがそこまで許せないあの人にこだわるということは、『本当は許したい』という愛が大きいんだと思うのです。本当は。
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私は2015年、「お前は人に迷惑をかけて生きているのだから、人のことも許してあげなさい」この精神で邁進していきたいと思います
既に心が寛大になった気分でいる私です(笑)。←気が早いのは性分です…笑
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